合同参謀本部は31日、「本日午前7時10分ごろ、平壌(ピョンヤン)一帯から東海(トンヘ)上に発射された弾道ミサイル1発を捉えた」とし、「北朝鮮の弾道ミサイルは高角で発射された長距離弾道ミサイルと推定される」と発表。「軍は警戒態勢を格上げし、米日当局と『北の弾道ミサイル』に関する情報を緊密に共有しながら万全の態勢を維持している」と明らかにした。
軍で「長距離弾道ミサイル」とはICBMを指す言葉だ。高角発射は、飛行距離を短縮するために正常な発射角度(30~45度)ではなくわざと直角に近い角度でミサイルを打ち上げる方式。これまで国防部は「ICBMの弾頭の大気圏再進入技術は高角ではなく正常軌道で発射した際に検証できる」とし、北朝鮮の兵器体系においてICBMの開発はまだ成功していないと評価している。
北朝鮮のICBM発射は、昨年12月18日の「火星18型」発射以来、約10カ月ぶり。北朝鮮は昨年5回(2月18日、3月16日、4月13日、7月12日、12月18日)ICBMを発射している。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は先月18日以来43日ぶり。