本文に移動

祖国革新党のチョ・グク代表「死即生の覚悟で政治に臨む」

登録:2024-04-13 08:12 修正:2024-04-13 12:21
国立ソウル顕忠院参拝後「戦意」
祖国革新党のチョ・グク代表が12日、4・10総選挙の当選者たちと共にソウル銅雀区の国立ソウル顕忠院で顕忠塔訪問を終えた後、芳名録に記名している=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 「検察独裁政権の早期終息」を掲げた祖国革新党は12日、ソウル銅雀区(トンジャック)の国立ソウル顕忠院を訪れ、「死即生(死を覚悟すれば生き延びるとの意味)の覚悟で政治に臨む」として「戦意」を固めた。彼らは15~16日の当選者ワークショップでもこのような覚悟を再確認すると表明した。

 チョ・グク代表をはじめとする4月10日の総選挙の12人の当選者はこの日、顕忠院訪問を初の公式日程とした。チョ代表は芳名録に、「危機の祖国を救うために献身した英霊たちの志を胸に刻み、死即生の覚悟で政治に臨む」と記した。チョ代表のスーツの襟には太極旗バッジがついていた。祖国革新党は検察改革などの選挙公約を守ると意気込んでいる。チョ代表は11日の選挙対策委員会の解団式で、「今が検察独裁を終わらせられる最も熱い瞬間だ。ゴールデンタイムを逃してはならない」、「ためらうことなく進もう」と強調した。

 祖国革新党はこの日、15~16日の2日間にわたって慶尚南道金海(キムヘ)の烽火村(ポンハマウル)で当選者ワークショップを開催することを明らかにした。彼らはまず15日に慶尚南道梁山市(ヤンサンシ)の平山村(ピョンサンマウル)を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領と面談する予定だ。続いて烽下村に移動して盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領を墓参し、盧元大統領夫人のクォン・ヤンスク女史と対面する。その後、烽火村で本格的に行われるワークショップでは、党の指導体制の構成や国会戦略などについて話し合う計画だ。その翌日のセウォル号惨事10年となる16日には、京畿安山市(アンサンシ)の花郎(ファラン)遊園地で行われる「セウォル号惨事10年記憶式」に参列する。

 祖国革新党は文前大統領との面談について、「文前大統領は総選挙の際、大衆政党として位置づけよとおっしゃって下さったことから、総選挙の結果を報告し、助言を求める予定」だと説明した。烽下村訪問については、「盧元大統領が推進した検察改革と『人の生きる世の中』の志を受け継ぎ、祖国革新党が選挙期間中に一貫して訴えた『尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察独裁政権の早期終息』と『社会権先進国の基礎作り』という総選挙の公約を守ることを誓うという趣旨のもの」と述べた。

カン・ジェグ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1136418.html韓国語原文入力:2024-04-12 19:27
訳D.K

関連記事