「柏ヒョン洞(ペクヒョンドン)開発」をめぐる疑惑と「サンバンウルグループ北朝鮮送金」疑惑などで検察の捜査を受けてきた野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表が26日午前、ソウル中央地裁に出席し、拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を受ける。
検察が1500ページに及ぶ意見書を用意し、令状発行に総力戦を繰り広げる中、民主党は嘆願書の提出と裁判所前でのろうそく集会などで世論戦を繰り広げた。野党第一党代表に対する拘束令状が発行されても、棄却されても、政局には大きな荒波が押し寄せる見通しだ。
イ代表は被疑者尋問を翌日に控えた25日、党員たちに送った秋夕(中秋節)の手紙で、「川の水は曲がりくねっても、結局海へと流れていく」とし、「私イ・ジェミョンは同志の皆さんとともに政権が破壊した暮らしを立て直し、民主主義を守る」と強調した。さらに「いかなる苦痛も逆境もいとわない。死ぬ覚悟で国民抗争の最前線に立つ」と宣言した。
支持者の結集を訴えると同時に、令状実質審査の結果にかかわらず、野党の政治指導者としての道を歩む考えを明確にしたのだ。
この日、民主党最高委員会は派閥に関係なく一斉に裁判所に「令状の棄却」を求めた。
イ・ジェミョン支持派のパク・チャンデ最高委員は、「物証もなく、信憑性のない供述だけを根拠に(イ代表を)拘束するという検察の態度は、人権蹂躙が平気で行われていた独裁政権時代に戻ろうとする退行」だとしたうえで、「司法府が政治検察の司法破壊行為にブレーキをかけると期待している」と述べた。
非イ・ジェミョン派(イ代表に対抗・反対する勢力)のコ・ミンジョン最高委員も「司法府だけは、政治的判断ではなく、大韓民国の未来のための判断を下してほしい」とし、在宅起訴による捜査を求めた。
また、民主党は同日、国会議員161人を含め党員・支持者89万4千人余りによる嘆願書をソウル中央地裁に提出し、令状を棄却するよう求めた。イ代表の支持層が中心となった民主党員非常行動は、同日夕方に続き26日朝にもソウル中央地裁前で集会を開く。
しかし、与党「国民の力」のユン・ジェオク院内代表は最高委員会議で、「徹底して法理と証拠のみ問わなければならない令状実質審査に対し、政界が集団の力で圧力を行使するのは、司法府の独立性を脅かす深刻な問題だ」とし、民主党を批判した。
イ代表の拘束令状が発行されるかどうかは、26日夜または27日午前に決まる見通しだ。