韓国の野党第1党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表は7日、韓米日共同訓練に対し、「極端な親日附逆行為であり、対日屈辱外交に続く極端な親日附逆国防ではないかと考えざるを得ない」と批判した。
イ代表は同日、国会で開かれた最高委員会議で、「韓日関係がきちんと確立されていない状態で、日本の自衛隊を軍隊として公に認める根拠になり得る」とし、このように述べた。
イ代表はまた、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が以前、『日本の自衛隊が有事の際に朝鮮半島に入ってくる可能性もあるが』と言ったことが現実化するのではないか懸念される」とし、「外交惨事に続く国防惨事だ。大韓民国の国防が大韓民国の軍事安保を守るのではなく、日本の軍事利益を守る行為」だと批判した。尹大統領が大統領選候補時代の今年2月、中央選挙管理委員会主管の第2回テレビ討論会で、「(日本の自衛隊が朝鮮半島に)有事の際、入ってくる可能性もあるが、必ずしもそれを前提としているわけではない」と述べた発言に言及したのだ。イ代表はさらに「国民は韓米日軍事同盟を望んでいない。朝鮮半島情勢にとてつもない危害を加える可能性があると考えているからだ」とし、「国民の間では、このまま行けば再び局地戦が起きかねないという懸念がますます高まっている」と付け加えた。
イ代表はこれについて「日本の軍事大国化、普通国家化を支える共同訓練について、政府は明確に謝罪し、二度とこのような韓米日共同軍事訓練をしないと約束しなければならない」と強調した。