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韓国、光州市に続き亀尾でも…マンション建設現場で型枠崩壊

登録:2022-01-14 08:18 修正:2022-01-14 08:48
昼休みに事故…労働者不在で人命被害なし 
建設会社の通報なし…住民の通報で消防が出動
13日昼12時40分ごろ、慶尚北道亀尾市山東邑のマンションの建設現場で、型枠が崩壊する事故が発生した/聯合ニュース

 光州(クァンジュ)のマンション新築工事現場の崩壊事故で市民の不安が高まっている中、13日には慶尚北道亀尾(クミ)のマンション建設現場でも型枠が崩壊する事故が起きた。

 亀尾市、亀尾消防署などの話を総合すると、13日午後12時40分ごろ、慶尚北道亀尾市山東邑(サンドンウプ)のマンション新築工事現場でコンクリートの型枠が崩れ落ちた。事故当時は昼食時間だったため現場には労働者がおらず、人命被害はなかった。

 事故が起きたのは1棟のマンションの1階のピロティ構造物。当局は強風で型枠が崩れたと見て、正確な事故原因を調べている。

 この日、建設会社などは事故を通報しなかったため、消防当局は事故が起きてから2時間後の午後2時41分に出動した。亀尾消防署の関係者は「建設現場からの通報はなかった。周辺の住民が事故が起きたのを見て通報したため、かなり遅れて出動した。詳しい事故原因は調査中」と述べた。

 一方、建設会社は緊急復旧を終えており、14日まで事故現場の解体作業を行う予定だ。同マンションは約1500世帯規模で、工事が始まったのは昨年末。

キム・ギュヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1027218.html韓国語原文入力:2022-01-13 17:36
訳D.K

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