釜山の大学生たちが、大使館のホームページなどで独島(ドクト)を自国の領土と表記した日本政府を糾弾し、削除を求めた。
「釜山大学生キョレハナ」は14日、東区草梁洞(トング・チョリャンドン)の日本総領事館前の平和の少女像前で記者会見を開き、「日本政府は大使館などのホームページに載せた独島が日本領土だという主張を削除し、東京五輪の聖火リレーの地図にある独島の日本領土表記も削除せよ」と要求した。
同団体は8~10日の3日間、日本大使館と総領事館などのホームページに掲載された独島が日本の領土だという主張の削除を求め、釜山の9つの大学から1773人の署名を集めた。同団体は「日本政府は東京五輪の聖火リレーの地図に独島を日本領土と表記し、これを削除するよう求めた韓国政府と国民の要求を無視している。また、日本大使館や総領事館などのホームページで独島を日本領土だと宣伝し、韓国政府が独島を不法占拠していると主張している。恥知らずで図々しく常識外れだ」と批判した。
同団体はまた、「日本政府の厚顔さは怒りに堪えない。日本軍慰安婦問題、強制徴用問題、独島領有権主張の問題まで、日本政府の破廉恥な行動をずっと見守っている。過去の歴史を記憶しこれからの歴史を正すべき未来世代として、日本政府のこうした主張に強く立ち向かって行動に立ち上がっていく」と強調した。
この日の記者会見に参加した大学生のLさんは「日本軍『慰安婦』問題、強制徴用問題、放射能汚染水海洋放出など、日本政府は破廉恥な行動を続けている。戦争犯罪を認めず謝罪のない日本に対する反対運動を熱く繰り広げる。 全国の大学生の声を集め、日本政府の批判に積極的に取り組むつもり」と述べた。