25日午後、112(韓国での警察への緊急通報用電話番号)に「国会を爆破する」という内容のテキストメッセージが送られ警察が捜査に乗りだしたが、虚偽申告だと明らかになった。警察は虚偽申告した容疑者の身元を特定し、調査する予定だと明らかにした。
この日午後5時40分頃、112に「国会を爆破する」という内容のテキストメッセージが送られ、永登浦(ヨンドゥンポ)警察署と汝矣島(ヨイド)地区隊、永登浦消防署が出動し、国会議事堂の内部と周辺地域に爆発物があるかを捜索した。地区隊の警察官や消防隊員約70人と消防車両21台などが動員された。
警察はテキストメッセージを送った携帯電話の名義を追跡し、この日6時30分に容疑者を特定して虚偽申告であることを把握した。警察の調査の結果、申告者は高校生だと明らかになった。その後、警察および消防隊員は出動後50分ほどで全員撤収した。
警察関係者は「容疑者が未成年者ということで、親と一緒に呼び、事実関係を調査する予定」だと明らかにした。