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発足3周年迎える文在寅政府、福祉政策への支持率69%

登録:2020-05-23 06:57 修正:2020-05-26 13:11
韓国ギャラップの世論調査 
 
外交56%、教育41%、対北朝鮮40%の順 
 
大統領の職務遂行に対する肯定的評価65% 
否定的評価26%…前週比1%p下落 
 政党支持率、共に民主党46%・未来統合党18%・無所属22%
文在寅大統領が今月21日、ソウル三成洞の韓国貿易協会で開かれた危機克服に向けた産業界の懇談会で、冒頭発言をしている=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 発足3周年を迎えたばかりの文在寅(ムン・ジェイン)政府の主要分野別政策に対する評価は、福祉分野が最も高かった。

 韓国ギャラップは22日、今月19~21日に成人1000人を対象に文在寅政府発足3周年の経済・雇用労働・福祉・教育・対北朝鮮・外交政策・公職者の人事など分野別評価を調査した結果、福祉政策(69%)が最も肯定的な評価を受けたと発表した。その次に高く評価されたのは外交(56%)で、教育(41%)や対北朝鮮(40%)、雇用労働(37%)、公職者人事(31%)政策に対する評価は比較的低かった。

 福祉政策に関しては、2017年8月から今回までの10回の調査ですべて肯定的な回答が50%を上回り、保守性向などほとんどの回答層で評価を受けた。昨年11月の調査(57%)より1~2%ポイント上昇した数値だ。韓国ギャラップは「福祉政策は現政府が最も上手く進めている分野と言える」とし、「福祉政策と外交政策は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応局面で相対的に関心と資源が集中した分野」だと説明した。外交政策に対する肯定的な評価は、2018年5月(74%)に比べて、2019年8月に39%まで下落したが、2019年11月の45%に続き、今回再び56%となった。韓国ギャラップは「2020年COVID-19への対応」についても、肯定的評価が前回の調査(4月2週目)より12%ポイント上昇した85%で、否定的評価は前回の調査より10%ポイント下落した10%となったと付け加えた。

文在寅政府の主な分野別政策に対する評価=韓国ギャラップ//ハンギョレ新聞社

 韓国ギャラップは今回の調査で、文在寅大統領の職務遂行評価もともに質問した結果、「うまくやっている」が65%でと先週調査結果と同じで、「うまくやっていない」は26%で先週より1%ポイント下落したと発表した。支持政党別に見ると、共に民主党支持層の89%が大統領の職務遂行について肯定的に評価しており、未来統合党支持層のうち65%は否定的な立場を示した。無党派層では肯定的評価と否定的評価がそれぞれ42%対38%で、拮抗していた。

 政党支持率は、共に民主党が先週より2%ポイント上昇した46%、未来統合党が1%ポイント下落して18%を記録した。正義党5%、開かれた民主党4%、国民党3%の順だった。無党派層は22%と集計された。詳しい調査概要と結果は韓国ギャロップのホームページや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参考。

キム・ミナ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/946063.html韓国語原文入力:2020-05-22 11:27
訳H.J

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