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文大統領「平和こそが道というガンジーの言葉が朝鮮半島平和の羅針盤」

登録:2019-09-26 04:20 修正:2019-09-26 08:54
ガンジー誕生150周年記念行事での演説
文在寅大統領が今月24日(現地時間)、ニューヨーク国連本部の経済社会理事会会議場で開かれたガンジー誕生150周年記念行事で演説している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日(現地時間)、「平和こそが道というガンジーの言葉が朝鮮半島平和の羅針盤」だと述べた。

 文大統領は同日午後、国連本部で開かれたマハトマ・ガンジー誕生150周年記念行事での演説で、「『平和への道はない。平和こそが道なのだ』というガンジーの教えは、国連の精神や朝鮮半島平和の羅針盤になった」とし、「恒久的な平和時代を切り開いている韓国人にとって、ガンジーは知恵と勇気を与える偉大な師匠だ」と述べた。文大統領はこれに先立ち、何度も「平和こそが唯一の望み」だと述べ、朝鮮半島和平プロセスへの意志を強調してきた。彼は同日、国連総会の演説でも、「南と北、国際社会が参加し、非武装地帯を国際平和地帯にしよう」と提案した。

 文大統領は、「ガンジーが韓国の独立運動にも大きな関心を示し、力になった」と評価した。彼は「ガンジーは1927年1月5日、『絶対的に真に無抵抗的な手段によって、朝鮮が朝鮮のものになることを願う』という激励のメッセージを送ったこともあった」とし、「韓国人たちはガンジーが率いるインドの非暴力・不服従運動に深く共感した」と述べた。文大統領は「希望を持たなければ何も得られない」というガンジーの言葉のように、「すべての人が日常の中で希望を抱いて育んでこそ、幸せになれる」とし、「平凡な人々が自分と共同体の運命を自ら決める権利を享受できるようにするのが民主主義の出発点だ」と強調した。

ニューヨーク/ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/910839.html韓国語原文入力:2019-09-25 20:18
訳H.J

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