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文大統領「平和と繁栄の結実を示すべき」金委員長「さらに進展した結果を予想」

登録:2018-09-19 05:47 修正:2018-09-19 07:15
[平壌南北首脳会談]初日の首脳会談 
 
金委員長「私たちの距離が本当に縮まったと思った」 
文大統領「8千万同胞に中秋節の贈り物を」 
 
チョン・ウィヨン、ソ・フン-金英哲、金与正が同席 
「非核化に向けた実践的な案」を調整したもよう
今月18日午前、平壌市内で文在寅大統領が北朝鮮の金正恩国務委員長とオープンカーに乗ってカーパレードをしながら、歓迎に出た約10万人の平壌市民に手を振ってあいさつしている=平壌写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、「新時代を切り開こうとする金正恩(北朝鮮国務)委員長の決断に謝意を表す」と明らかにした。

 文大統領は同日、平壌(ピョンヤン)の朝鮮労働党本部庁舎で開かれた3回目の南北首脳会談の冒頭発言で、「5カ月間で3回会ったが、振り返ってみると、平昌(ピョンチャン)冬季五輪、またその前に金委員長の新年の辞があり、その新年の辞には金委員長の大胆な決定があった」としながら、こう語った。文大統領は首脳会談に集まった全世界の耳目を意識したかのように、「我々が背負っており、これからも背負っていく重さを痛感しており、重い責任感を感じる。8千万同胞に中秋節の贈り物として、豊かな結果を残す会談になることを願う」とし、「全世界人にも平和と繁栄の結実を示したい」と述べた。膠着状態が長引く兆しを見せている朝米関係の改善を引き出すべきだという考えをほのめかしたのだ。

文在寅大統領が今月18日午後、平壌朝鮮労働党中央委員会本部庁舎で金正恩国務委員長と首脳会談を行っている=平壌写真共同取材団/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 文大統領は同日、カーパレードをしながら眺めた平壌市内に対する感想も明らかにした。彼は「(パレードをしながら)平壌市内を見たが、発展した姿に驚かされた。厳しい条件の中でも、人民の暮らしを向上させた金委員長のリーダーシップに敬意を表するとともに、期待するところが大きい」と述べた。

 金委員長は「文大統領を三回会ったが、自分の感情を言葉で表すと、『私たちが本当に親しくなった』ということ」だとし、親密感を示した。また、「大きな成果があったが、文大統領の絶え間ない努力のおかげだ。南北関係、朝米関係が改善した。歴史的な朝米対話に向けた火種を、大統領が見つけてくれた」とし、「朝米首脳による歴史的対面は文大統領のおかげだと言っても過言ではない」と感謝の意を伝えた。文大統領が昨年就任後、非核化と恒久的平和定着に対して一貫したメッセージを送り続け、4・27板門店第1次南北首脳会談にを足場にして開かれた6・12シンガポール朝米首脳会談以降、情勢が急進展したという金委員長の認識を示したのだ。金委員長は「これによって周辺地域の情勢が安定し、今後、朝米の間でもさらに進展した結果が出ると思う」としたうえで、「文大統領が注いだ努力にもう一度謝意を表す」と付け加えた。

 同日の首脳会談には、南側からチョン・ウィヨン大統領府国家安保室長、ソ・フン国家情報院長が、北側からは金英哲(キム・ヨンチョル)労働党中央委員会副委員長と金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委員会第1副部長が陪席した。特に、これまで第1、2回南北首脳会談で同席していなかったチョン・ウィヨン室長が会談に初めて出席した。文大統領が、今回の会談の性格を「非核化に向けた朝米対話を促進する問題に集中的な努力を傾けるもの」だと明らかにしたことによる変化とみられる。チョン室長の同席は、「非核化の実践的方針」を協議することであらかじめ調整した今回の会談の性格と合致する。チョン室長は3月と9月に文大統領の特使団長として訪朝し、金委員長とすでに二回会っただけでなく、韓国政府の代表的な対米高官級協議の窓口だ。彼はホワイトハウスのジョン・ボルトン国家安保補佐官と頻繁に電話会談を行うなど、米国側と緊密に話しあっている。両首脳は同日の会談で非核化と南北関係の進展、軍事的緊張緩和など主要議題を協議しており、19日午前の百花園迎賓館で二度目の首脳会談を行った後、南北首脳会談合意文を共同発表する予定だ。

平壌・ソウル共同取材団、キム・ボヒョプ、ノ・ジウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/862687.html韓国語原文入力:2018-09-18 23:01
訳H.J

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