原文入力:2009-09-25午後07:25:37
政府 “北-米 対話 遅れることも”
訪米当局者, 懇談会で “時期・形態まだ決定できない”
“グランド バーゲン, 北に与えること 決められない” 準備不足表わす
クォン・テホ記者
来る10~11月に開かれると予想される北-米両者対話が予定より多少遅れる可能性が提起された。
米国を訪問した韓国政府の高位当局者は24日夕方(現地時間)ワシントンで特派員らと懇談会を持った席でこのように話した。彼は北-米対話と関連して「時期と形態などについて具体的に決定されていない」として「一般の期待が過度に先行した。進行がそれほど速くない」と話した。
この当局者はまた「北-米対話が始まっても以前のように直ちに制裁が緩和されることはないだろう」と伝えた。すなわち制裁と対話を併行する‘ツートラック戦略’を使うということだ。この当局者はこれと共に「北-米両者対話が始まってもそれが交渉の場となり6者会談は追認場になることは避けなければならない」と話した。
彼は最近韓-米間で異見を示したイ・ミョンバク大統領が提案した‘グランド バーゲン’形態の対北接近について「北核問題を(以前のように)部分的に合意せず一度に合意を形成しこれ以上の交渉が無いようにする概念」として「これを米国と数ヶ月間協議してきた。韓・米・日は同じ立場」という点を特に強調した。
この日の懇談会は懇談会前日に突然通知された。懇談会の目的はおそらく最近北-米対話と関連した韓国言論の報道が相次いだことに対し一種の‘速度調節用’と見える。何より最近グランド バーゲン論議など韓-米間の異見表出,‘6者会談は北-米交渉の追認場になること’という米議会調査局の報告書など北-米両者対話を巡る報道が願わない方向に進むことに対する対応と見られる。
しかしこの日懇談会は後半でますます‘グランド バーゲン’に質問が集中した。‘グランド バーゲンと米国が言うパッケージディールの差異点が何か’から始まり、後ほどには‘一度にあらゆる事を解決するというのが現実性があるのか’,‘グランド バーゲンを通じて北韓に新しい何を与えられるか’,‘グランド バーゲンは9・19,10・4等の以前の合意を否認するのか’等、批判的質問が続いた。この当局者は結局「新しい提案ではない」,「(一度に解決するのは)もちろん難しい」,「(何を与えられるかを)決めなければならない」と話し、意図とは違ってむしろ‘グランド バーゲン’が概念のみで、きちんと準備されていないことを表面かさせてしまった。
一方、北韓と米国は‘ニューヨーク チャンネル’を通じて現在一日に一回ずつ電話通話をするなど緊密な接触が進行しており、どんな形態であれ北-米間両者対話が差し迫ったという伝言も多い。
ワシントン/クォン・テホ特派員ho@hani.co.kr
原文: 訳J.S