6・15共同宣言発表15周年共同行事のための南北事前接触が5年ぶりに行われる。
統一部は4日、「光復70周年民族共同行事準備委員会が先月30日申請した6・15共同宣言南北共同行事のための事前接触を承認した」と明らかにした。これにより、韓国側の準備委員会代表団5人をはじめとする関係者8人が5日から6日にかけて中国瀋陽で北朝鮮側の関係者たちに会って、6・15共同行事の推進方案などについて議論する。北朝鮮側からはキム・ワンス6・15共同宣言実践北側委員会委員長などが参加すると伝えられた。
政府が6・15共同宣言南北共同行事のための事前接触を承認したことで、来月14日から16日までソウルで開かれる予定の本行事の実現可能性も高まった。共同行事が開かれた場合、2008年以来、7年ぶりに再開されることになる。事前接触も2010年を最後に禁止されてきた。統一部当局者は「6・15共同行事をはじめとする行事自体を承認するかどうかは、接触の結果などをもとに今後個別に決定する」と述べた。
政府の事前接触の承認は、光復70周年を契機に政府が推進してきた南北共同行事の開催のために、北朝鮮側の肯定的な反応を引き出そうとする意図と解釈される。統一部は、1日にも光復70周年を迎え、地方自治体と民間団体の南北交流を幅広く許可し、光復70周年を記念する当局間の文化・歴史・スポーツ分野の共同事業を推進すると発表した。
韓国語原文入力: 2015-05-04 20:42