「ソウル西北地域にある青少年団体のような団体だと思って許可した」
再建委「予定通り、明日 行事開催」…衝突憂慮
今年9月、ソウル広場に設置されたセウォル号事故追慕リボンのき損を試み、物議をかもした「西北青年団再建準備委員会(再建委)」が28日、ソウル青少年修練館で再建総会を開催すると予告したが、修練館が前日になって不許可とした。 再建委は予定通り行事を強行する立場なので、修練館側との衝突が憂慮される。
修練館館長は27日「実務担当者が『ソウル西北地域にある青少年団体』といった団体なのかと思って許可を出したという。行事前日になって通知することになって申し訳ないが、私たちは本来そのような行事は許可しない。 規定上仕方ない」と話した。 修練館施設の貸館運営規則は、修練館の設立趣旨や運営内容に反する事案や、特定政党あるいは宗教目的の時、施設維持管理上支障があったり秩序維持が困難と見られる時には使用を制限できると規定している。 ソウル青少年修練館は、ソウル市内各所にあるが、全て運営は民間に委託されている。 西北青年団再建委が利用を申請したところは乙支路(ウルチロ)にある修練館で、韓国青少年育成会が受託運営中だ。
西北青年団再建委は不許可通知にもかかわらず、予定通り行事を行うと明らかにした。彼らは27日午後「行事を前日になって突然取り消せるか」として、修練館に抗議の訪問をした後、当初予告した通り28日午後2時にソウル青少年修練館で再建総会を開くと明らかにした。
これに先立って西北青年団再建委は「28日午後2時、ソウル市立青少年修練館で200人余りの会員が参加して西北青年団再建総会を開く」と26日明らかにした。 再建委は総会に先立ち配布した資料で「総裁には解放空間で西北青年会中央執行委員として活動したソン・ジン氏(95)を選任する予定だ。 顧問にはチャン・ギョンスン元国会副議長、チョン・ギスン元最高裁判事、キム・ドンギル延世(ヨンセ)大学名誉教授、パク・ヒド元陸軍参謀総長などを委嘱した」と明らかにした。 西北青年団は、解放直後に共産主義者と疑われる人々に暴力とテロを行った極右反共団体だ。