7日午後「4・16セウォル号惨事真相究明および安全社会建設などのための特別法(セウォル号特別法)」制定案が通過された瞬間、セウォル号事故犠牲者の家族と国会議員の相反する表情が交差した。 犠牲者家族は涙を流して互いに抱き合い、悔恨の感情を見せていた。 反面、与党議員は笑みを浮かべながら握手していた。
セウォル号事故犠牲者の家族たち約150人はこの日、与野党指導部の招請を受けて国会本館4階傍聴席で法案処理を見守った。 会議が始まりセウォル号特別法制定案が上程されると、沈黙の中で見守った遺族たちの間からため息と嘆きが溢れた。 イ・サンギュ統合進歩党議員がある檀園高校犠牲者の父親の手紙を代読すると、声を上げて泣く遺族達もいた。
遺族たちは午後3時20分頃、セウォル号特別法が最終可決されるまで見守った後、一斉に立ち上がり静かに席を後にした。