占い師事務室にいたのを検察が確認
斡旋収賄で実刑宣告を受けた人物
朴槿恵(パク・クネ)大統領の「7時間疑惑」に関連した名誉毀損疑惑事件で参考人調査を受けたチョン・ユンフェ氏(59)が、セウォル号沈没当日に会っていたのは占い師のイ氏だったと調査された。
ソウル中央地検刑事1部(部長チョン・スボン)は31日、朴大統領秘書室長出身のチョン氏がセウォル号事故当日である4月16日午前、イ氏のソウル平倉(ピョンチャン)洞の事務室で彼と約4時間会っていた事実を確認したと明らかにした。検察は朴大統領に対する名誉毀損疑惑で起訴された『産経新聞』の加藤達也前ソウル支局長(48)の調査で、チョン氏の陳述と携帯電話位置追跡に基づいて確認したと明らかにした。検察はチョン氏がイ氏に会った後、ソウル江南(カンナム)地域に移動したことが把握されたと説明した。
検察はイ氏も参考人身分で調査したと明らかにした。イ氏は「セウォル号事故当日にチョン氏と会い、セウォル号救助作業に対する憂慮や漢学に対する話を交わした」という趣旨の陳述をしたと伝えられた。
イ氏は漢学と易術に明るい人物で、1998年に朴大統領が国会議員再補欠選挙に出馬した時に、彼の秘書室長だったチョン氏と縁を結んだと伝えられた。イ氏は瞑想文化センター兼哲学館を運営している。
イ氏は2006年に事件請託と共に4億ウォンを受け取った疑惑(斡旋収賄)で起訴され実刑を宣告を受けたことがある。彼は事業家のユ氏から、当時裁判を受けたユ氏と同居していたイ氏(男性)に実刑宣告されるよう努力するとして金を受け取った疑惑で起訴された。判決文ではイ氏が金大中元大統領のイ・ヒホ夫人の養子として振る舞っていたとされた。
韓国語原文入力:2014.10.31 19:25