国家情報院の大統領選挙世論操作および政治介入疑惑事件を捜査してきたソウル中央地検特別捜査チームは14日、捜査結果を発表しながら ソウル地方警察庁サイバー犯罪捜査隊デジタル証拠分析室の作業状況を録画した映像キャプチャー写真と録音収録を別添して公開した。
デジタル証拠分析室は、当初今回の事件を捜査したソウル水西(スソ)警察署の依頼で国家情報院職員キム・某氏のノートブックコンピュータに対する分析作業を進めたところだ。 検察はソウル警察庁に対する押収捜索過程でデジタル証拠分析室の録画映像を確保したと言う。
検察がこの日公開した録画映像録音収録を見れば、警察が国家情報院の不法な大統領選挙世論操作活動の証拠を多数確保していながら、上部で定めた結論に合わせて事件を縮小・隠ぺいしていく過程が赤裸々に現れる。
デジタル証拠分析室所属の分析官は、証拠分析初期の昨年12月15日午前4時頃には削除されたIDとニックネームを確保し、‘もう分析は終わったも同然だ’として興奮した雰囲気を見せていた。 録音収録には一人の分析官が‘主任、ニックネームが出てきましたね’と話し、他の分析官2人が拍手する姿が含まれている。 検察捜査結果を見れば、証拠分析室はこの時、国家情報院職員が使ったIDとニックネーム40ヶを確保していた。
録音収録にはこれらのIDとニックネームを発見した分析官が‘これは捜査チームに口頭で渡そう、あることが重要だから。 ファクトだけを渡して.. 判断はそこでするようにしましょう。 我々は判断しないでおこう’と話し、他の分析官が同意する場面も出てくる。
しかし分析官のこのような立場はソウル警察庁長官報告過程で水西(スソ)警察署捜査チームには知らせないことに変わったと検察は明らかにした。
分析官の積極的な捜査態度は、水西(スソ)警察署の中間捜査結果発表がなされた16日になって180度変わる。 ‘国家情報院の不法活動はなかった’という上部の結論に合わせて分析報告書を虚偽作成したのだ。 録音収録を見れば、16日午後3時30分頃に一人の分析官が‘非難や支持関連文は発見できなかった。 そのように書いて隠すんですね’と言う部分が出てくる。 あらかじめ定められた結論に従って報告書が作成されたことを示す内容だ。
また、録音収録には分析官が証拠分析結果に対する対策を議論しながら証拠を縮小・隠ぺいした情況も含まれている。‘そしてこれは後でシュレッダーして’、‘はい。 最後には無条件にすべてシュレッダー。 誰かが見れば、国を救うためだ’、‘この文書したものなどみな取り替えてしまえ’などの発言がそれだ。 一人の分析官が‘結果的になかったことにしよう。 そこまでは私たちが話したじゃないか’と言うと、別の分析官が‘本当にこれは私たちが地方庁まで一気に吹き飛びかねない…’と相槌を打つ場面も出てくる。
一部の分析官はデジタル証拠分析結果報告書に署名を要求されるや‘疑惑事実関連内容は発見できなかった’という内容に署名を拒否するなどの内部反発があった事実も確認されたと検察は明らかにした。 オンラインニュースチーム