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検察、ウォン・セフン前国家情報院長 拘束令状 請求検討

登録:2013-05-28 19:08 修正:2013-05-29 06:38
ウォン・セフン前国家情報院長 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

 国家情報院の大統領選挙世論操作および国内政治介入疑惑事件を捜査中のソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 ユン・ソギョル)は去る27日、ウォン・セフン(62)前国家情報院長を再び呼んで調査したと28日明らかにした。 検察は近い将来、国家情報院法違反と共に公職選挙法違反の疑いも適用してウォン前院長の拘束令状を請求可否を決める方針だ。

 検察はウォン前院長を呼んで国家情報院 旧心理情報局職員のインターネット サイト掲示文・コメント活動を直接指示したか、報告を受けたか、2009年5月から去る1月まで国家情報院内部掲示板にあげた25件の‘院長指示・強調お言葉’と関連して選挙に介入する意図があったのかなどを集中調査した。 ウォン前院長は先月29日初めての検察調査で‘対北韓心理戦次元でインターネット活動を指示したに過ぎない’という趣旨で述べたと言う。

 検察はインターネット サイト15ヶ所に国内政治および選挙と関連した文を載せたIDを追跡した結果、国家情報院心理情報局職員と疑われる数十人の身元を特定し、彼らが実際に心理情報局所属職員かを確認している。 検察関係者は「インターネットに載せた文を警察が確認したものより多く確保し、分析もほとんど終わろうとしている段階だ。 国家情報院職員であるかに関する最終確認作業が必要だ」と話した。 検察は心理情報局職員があげた文等を‘従北関連’、‘政策関連’、‘選挙関連’等に分類し、不法性有無を分析している。

 検察はウォン前院長の指示により心理情報局職員がインターネットに文を載せたのかを確認した後、ウォン前院長の拘束令状請求可否を決める方針だ。 検察関係者は「結論を出さなければならない時点が近づいている。 ただし(容疑適用に対する)法理的な判断が複雑で精密検討をしている。 早期に決める予定」と話した。 検察は来月12日頃、国家情報院事件に対する捜査結果を発表する予定だと伝えた。

キム・ジョンピル、キム・ソンシク記者 fermata@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/589378.html 韓国語原文入力:2013/05/28 18:07
訳J.S(1019字)

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