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"大統領室長と朴槿恵選対本部長が‘キム・ジェチョル守れ’ と電話"

登録:2012-11-08 21:02 修正:2012-11-09 07:13
ヤン・ムンソク放送通信委員会常任委員 主張
放送文化振興会‘キム・ジェチョル解任案’否決
キム・ジェチョル<文化放送>(MBC)社長

 <文化放送>(MBC)の大株主である放送文化振興会(放文振)理事会が8日キム・ジェチョル文化放送(MBC)社長解任案を賛成3票、反対5票、棄権1票で否決した。

 解任案を否決した直後、ヤン・ムンソク放送通信委員会常任委員は記者会見を行って「キム・チュンイル放文振理事に大統領府ハ・クムヨル大統領室長と朴槿恵セヌリ党大統領候補のキム・ムソン総括選挙対策本部長が‘キム・ジェチョルを守れ’という内容の圧迫性電話をした」と明らかにし委員職を辞退した。 彼は「(放文振理事が) 10月22日夜キム・ジェチョル社長解任案可決を巡って‘全員一致か、6対3か’という議論を始めた状況であったが、23日夜2人の介入によって崩れてしまった」と主張した。

 放文振の野党側理事であるソン・ドンギュ理事も「キム・チュンイル理事からそのような(大統領府と与党側要求で立場を変えるという)話を直接聞いた」と話した。 野党側理事らと文化放送労組はまた、キム・チュンイル理事がキム・ジェチョル社長と労組指導部の同伴退陣と告訴・告発の取り下げ等を含む決議文の作成を主導しておきながら態度を変え、放送主務機関である放送通信委員会常任委員も去る7月に事実上キム社長の退陣を推進するという内容の非公開合意書を作ったと明らかにした。

 これに対してキム・チュンイル理事は「与党推薦委員としては与党側の意見を配慮するのは当然のことだ。 外圧はなかった」と明らかにした。

 ハ・クムヨル室長側は 「平常時(キム・チュンイル理事と)通話を頻繁にしているが、キム・ジェチョル社長の再任と関連した電話通話はなかった」と話した。 キム・ムソン セヌリ党総括選対本部長も「キム・チュンイル理事は長年の友人であり時々通話もし最近会ったりもしたが、キム・ジェチョル社長の話をしたことはない」と話した。

ウム・ソンウォン、ユ・ソンヒ、チョ・ヘジョン記者 esw@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/559716.html 韓国語原文入力:2012/11/08 20:07
訳J.S(1006字)

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