本文に移動

タルトンネも名所にしてしまう‘映画の力’

原文入力:2012/05/15 21:38(996字)
※タルトンネ(訳注:主に山の上にあることから月の村の意味で、貧民街が形成されている)

←映画の村として注目を集めている忠北(チュンブク)、提川市(チェチョンシ)で去る3月からSBSドラマ<パボオンマ(アホな母親)>が撮影されている。 提川では毎年映画・ドラマ20篇余りが撮影されている。提川、清風(チョンプン)映像委員会提供

提川・清州、映画・放送撮影地として人気
映画が村を生かし、村は映画を輝かせた。

 ‘映画の村’忠北、提川は映画・放送撮影地として人気を呼んでいる。 提川市、高明洞(コミョンドン)のある農園でSBSドラマ<パボオンマ>、映画<ミラクル>などが撮影されるなど、今年だけで映画3本、ドラマ8篇が撮影されている。 昨年21篇、2010年28篇が提川で撮影された。

 提川は2005年から毎年国際音楽映画祭を開き、戦略的に映画・ドラマ製作を支援している。 去る1月には5~13日以上、提川で映画・ドラマ撮影をすれば500万~1000万ウォンずつ食費・宿泊費などを支援する‘映像製作インセンティブ支援制度’も用意した。 提川、錦城面(クムソンミョン)には史劇撮影会場2ヶ所が作られ、2008年11月には旧提川市議会建物を新装し警察関連撮影ができる現代劇撮影会場まで用意した。

 イ・ウイソプ清風映像委員会ロケーションマネジャーは「提川は景観、撮影会場、支援など映像物製作の3拍子が全て揃っていて製作者の間に人気が高い」と話した。

 映画<詩>、ドラマ<カインとアベル>、<製パン王キム・タック>、<栄光の才人>などが相次いで撮影され、地域認知度を大きく高めた清州も映像都市として浮上している。

 特にドラマの撮影以後、タルトンネから地域の名所に変貌した清州、壽洞(スドン)はカフェ、食堂などが相次ぎできるなど地域最高のホットスポットとして注目されている。 伝統市場である清州のユッコリ市場も去る13日に市場中央の旧ジャージャー麺店を構造変更し‘思い出の映画館’を開き映像効果を狙っている。

 ソン・ジェグ忠北道生活経済課長は「伝統市場活性化の一つとして映画館を開館し、反応が良ければ他の市場にも映画館開館を検討してみる方針」と話した。

オ・ユンジュ記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/533039.html 訳J.S