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"長い圧制の時代が終わった" カダフィの最期 各国の反応

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/501805.html

原文入力:2011/10/21 08:37(1128字)
キム・キュウォン記者


世界各国の指導者は20日リビアの専制者ムアマル カダフィ死亡の消息を聞き
リビアに新しい民主的な未来が開かれることを期待した。

ヨーロッパ連合(EU)のヘルマン・ファン・ロンパウ議長は 「ムアマル カダフィが死んだという便りはリビア民が永く苦痛を受けた専制と圧制の時代が終わったことを意味する」として「彼の死はリビアに新しい民主的な未来を持たらすだろう」と話した。また、ヨーロッパ連合は共同発表文を通じて「事実上の政府である過渡国家評議会がリビアの種々の政派が連合して、民主的で平和で透明な権力委譲がなされるよう広範な和解過程を始めなければならない」と明らかにした。 英国のデビッド キャメロン総理はダウニング通り10番地の総理室前で「カダフィの死はリビアに民主的未来を持たらす機会であり、1988年ロッカビー上空のパンナム機爆発事件を含め彼の犠牲者が記憶すべき事件」と発表した。 インド、ニューデリーを訪問したフランスのアラン チュィペ外相も「42年間の暴政の終焉を歓迎する」として「フランスはリビアに自由を持たらすことに力を寄せたことを誇らしく思う」と話した。 彼はまた「これは歴史的な事件であり、リビアに民主と自由、国家再建の新しい時代が開かれた」と付け加えた。


かつてリビアを植民地として支配したイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ総理もこの日カダフィの消息を聞き「もはやリビアの戦争は終わった」と話した。 彼はラテン語で「シック トゥランシトゥ グローリア ムンディ」(こうして世の中の栄光は過ぎ去る)とカダフィの終末を表現してみせた。カダフィが性売買事件と関連してベルルスコーニに助けを与えるほど、二人は格別の間柄と知らされた。イタリアは1911年から2次大戦が終わった1945年まで、リビアを植民地として支配し、その後もリビアの近い同盟国であり経済パートナーであった。


米国はカダフィの死亡の便りが出てくる中でも最終確認まで慎重な態度を維持した。 パキスタンを訪問したヒラリー・クリントン米国国務長官はカダフィの消息を聞いた直後「(まだ)確認されていない」と短く話した。彼女は去る18日リビア、トリポリを訪問し「カダフィが捕えられ、または殺害されることを希望する」と明らかにした経緯がある。 キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr


原文: 訳J.S