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明かり灯る新義州、賑わう丹東…12年間閉ざされていた朝中間の新鴨緑江大橋が開通か

登録:2026-10-07 06:10 修正:2026-10-07 07:10
大橋のすぐ前の空き地にカフェや飲食店が軒を連ねる
4日午後11時頃、新鴨緑江大橋に「中朝鴨緑江大橋」というネオンサインが灯り、北朝鮮側の通関施設の建物も明るく照らされている=イ・ジョンヨン特派員//ハンギョレ新聞社

 5日午前10時40分、中国遼寧省丹東で10台余りの黒い車が新鴨緑江大橋を渡り、北朝鮮の新義州方面へ向かった。同日午後2時頃にも、灰色のワゴン車が中国側の通関施設を出て、大橋を通って北朝鮮側へ渡った。中国側の大橋の下の空き地には、ナンバープレートを付けていない、赤く塗装された貨物車数十台が駐車されていた。2014年に完成したものの、12年間事実上「断たれた橋」だった新鴨緑江大橋の開通が間近に迫っているという見方が強まる中での光景だ。

 前日も、北朝鮮の新義州の通関施設は夜遅くまで明かりが灯っていた。4日午前0時まで、大橋の端にある新義州側の建物の数階の窓からは明かりが漏れており、はためく人共旗(北朝鮮の国旗)が鮮明に見えた。通関車両の待機場所とみられる広い空き地も、明るい照明に照らされていた。

 新鴨緑江大橋は、既存の朝中間の交易路である中朝友誼橋から南西へ約13キロメートル離れた場所に位置し、丹東新区と新義州南部を結んでいる。中国が建設費を負担し、全長3030メートル、往復4車線の規模で2014年に完工した。ところが、北朝鮮側の連絡道路や税関・通関施設の工事が遅れたため、実際の車の通行は行われなかった。その後、国際社会による北朝鮮制裁や新型コロナウイルス、北朝鮮と中国の関係冷え込みまで重なり、橋は長期間開通が見送られてきた。

 ところが最近、雰囲気が変わった。昨年9月に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が訪中し、今年6月には中国の習近平国家主席が訪朝するなど、北朝鮮と中国間の首脳外交が活発になった。新鴨緑江大橋の開通が間近であるという兆候も相次いだ。先月中旬から、新鴨緑江大橋の中国側税関に、ナンバープレートのない乗用車や貨物車、建設機械などが相次いで姿を現した。大型貨物車が丹東から新義州方面へ橋を渡る様子も、現地住民によって目撃された。4日の夜、北朝鮮側の施設や建物で遅くまで明かりが灯っていた様子も、最終段階の準備が進められていることを示している。

5日、新鴨緑江大橋の北朝鮮側の通関施設の建物の上で、北朝鮮の国旗がはためいている=イ・ジョンヨン特派員//ハンギョレ新聞社

 丹東では、朝中国交樹立77周年となる6日前後に橋が正式に開通するという話が相次いでいる。北朝鮮と中国の当局は5日現在、具体的な開通日程を公式に発表していない。丹東住民のKさんは、国慶節の連休が終わった後の9日か16日に開通するという噂も流れていると語った。

 現地では、新鴨緑江大橋の開通がもたらす変化を期待する声もかなり聞かれた。対北朝鮮貿易にかかわる商人たちは、新しい橋が開通すれば、1車線で古くて狭い中朝友誼橋に集中していた貨物輸送が分散され、通関量も増えるだろうと期待を寄せていた。5月、新鴨緑江大橋近くの商店街に入居した貿易業者のLさんは、「従来扱っていた自動車部品やタイヤに加え、食料品の貿易も手掛けようと手続きを進めている」と語った。

 近隣の商店街は活気に満ちている。大橋のすぐ前の空き地には、カフェや飲食店が軒を連ねていた。この場所の商人たちは、そのほとんどが9月から営業を始めたという。10月1〜7日の中国の国慶節連休を迎えて訪れた人々は、大橋を背景に写真を撮るのに余念がなかった。大連市から遊びに来たというHさんは、「この橋がまもなく開通するという噂を聞いた」とし、「それをきっかけに往来が増えれば、丹東側の経済もさらに良くなるのではないか」と話した。

5日、中国遼寧省丹東市にある新鴨緑江大橋の下の空き地に、赤い塗装が施された貨物車数十台が駐車されている=イ・ジョンヨン特派員//ハンギョレ新聞社

 貿易指標も回復しつつある。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が中国税関総署の統計を分析した資料によると、今年8月の北朝鮮・中国間の貿易額は約2億3788万ドル(約370億円)で、昨年同月に比べ30.9%増加した。2017年に対北朝鮮制裁が本格的に行われて以来、同月ベースで最大の規模だった。新鴨緑江大橋が正常に稼働すれば、丹東を経由する陸上物流の処理能力は現在より大幅に増える可能性がある。

 しかし、丹東住民の期待には警戒心も混じっている。朝中関係が改善するという兆候が見えるたびに、丹東では何度か「新鴨緑江大橋開通説」が流れたが、それが現実となることはなかったためだ。漢方薬を扱うある商人は、「橋が開通するという話はこれまで10年以上も聞いてきた」とし、「今日か明日かと言われているが、予測は難しい」と語った。

5日、新鴨緑江大橋の中国側通関施設=イ・ジョンヨン特派員//ハンギョレ新聞社
丹東/イ・ジョンヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/1280978.html韓国語原文入力: 2026-10-05 20:22
訳H.J

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