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【インタビュー】米共和党の地盤で11年地方議員務める韓国系政治家…州知事の座狙う

登録:2026-10-06 07:36 修正:2026-10-06 08:19
シンディ・マンソン(41)オクラホマ州下院民主党院内総務
米国民主党のオクラホマ州知事候補で韓国系のシンディ・マンソン同州下院民主党院内総務(41)=オクラホマ州議会ウェブサイト//ハンギョレ新聞社

 米国の中間選挙で連邦上下院議員選挙に匹敵するほど注目を集めるのが、全50州のうち36州で行われる州知事選挙だ。ビル・クリントン、ジミー・カーター、ジョージ・W・ブッシュら、多くの米国大統領を輩出してきた州知事職は、全国区の政治指導者へと飛躍する足がかりとされている。今回の選挙でウィスコンシン州知事の民主党予備選に出馬した韓国系のフランチェスカ・ホン同州下院議員は惜敗したが、オクラホマ州では韓国系のシンディ・マンソン同州下院民主党院内総務(41)が候補となり、来月3日に「韓国系初の州知事」となるべく選挙に挑む。

 マンソンさんは2日(現地時間)のハンギョレとの電話インタビューで、政治の世界に足を踏み入れた当初、アジア系であることが壁にならないか心配したと明かした。「オクラホマはアジア系の人口が多くない。最初に出馬を決意した時、『自分はアジア系米国人だが、人は自分とつながってくれるだろうか』と心配だった」「オクラホマでアジア系が公職に出馬する姿を見たことがないため、できるのかさえ分からなかった」。米国中南部に位置するオクラホマ州は人口410万人で、産業は資源、農業などが中心だ。

 しかし、同氏は自ら可能性を証明した。マンソンさんは、民主党候補が一度も当選したことのなかった州下院第85選挙区で2015年に勝利し、オクラホマ州初のアジア系女性州議会議員となった。その後も当選を重ね、11年にわたり議員活動を続けてきた。最終的に、州下院の民主党院内総務の座にまで上り詰めた。

 同氏は、共和党寄りの有権者の心をつかんだ秘訣は「対話」だと語った。「選挙のたびに数千世帯のドアをたたいた。他のどの有権者よりも登録共和党員たちと多くの時間を過ごした」「党は違っても、オクラホマが直面している様々な問題を正さなければならないということでコンセンサスを得る。公教育がその一つだ。人々は互いに個人的に知り合えば、党を超えて投票に対してよりオープンな姿勢を示す」

 オクラホマは、共和党が州知事と州議会を掌握してきた伝統的な「レッドステート」だ。しかし近ごろは、トランプ大統領が自らオクラホマを訪れ、共和党のマイク・マジェイ候補の支援演説を行うほど、共和党内部でも緊張感がある。マンソンさんは「共和党はほぼ20年にわたり州政府を掌握してきたが、オクラホマは教育と医療で今も全国最下位圏にある」と述べた。

 韓国人の母と米国軍人の父の間に生まれたマンソンさんは、13歳の時に両親が離婚してからは経済的に苦しい時期を過ごした。低所得層の子どもを対象としたオクラホマ州政府の学費支援制度「オクラホマズ・プロミス」を利用し、マンソンさんは家族で初めて大卒者となった。同氏は「父は、ありのままの自分で十分であり、韓国系の遺産をありのままに受け入れることが大切だと教えてくれた」「母はいつもキムチやプルコギ、焼き餃子などの韓国料理を作り、家で韓国文化に最も多く触れたのも食文化だった。機会があれば韓国に行ってみたい」と語った。

 マンソンさんは「若いアジア系女性たちは『あなたを見て、私もできると思った』と言ってくれる」とし、「勇気を出して公職に挑めば変化が生まれる」と語った。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1280987.html韓国語原文入力:2026-10-05 18:01
訳D.K

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