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【ネパール洪水】「トンネル内に約500人、穴開けて酸素供給」韓国人がいる可能性も

8月28日、ネパール軍部隊がトリシュリ川一帯の水力発電所建設現場のトンネルで、ネパール大洪水の生存者を救助している/EPA・聯合ニュース

 ネパールの大洪水被災地域にある水力発電所の建設現場で900人余りと連絡が途絶えている中、同地の複数のトンネルに閉じ込められているとみられる人々を捜索するため、専門家や特殊装備の投入が続いている。一部のトンネルでは空気の注入を開始したが、内部との連絡は依然として取れていない。

 30日、ネパール当局や「カトマンズ・ポスト」など現地メディアによると、大洪水の被害を受けたトリシュリ川一帯の水力発電所建設現場で働いていた900人を超える労働者らの行方が確認されていない。このうち多くが、水力発電に用いる水を運ぶトンネルや、このトンネル工事などのために掘られた進入トンネルなどに残されているものと推定される。現地メディアの「ラガーニ・ニュース」によると、現場の複数のトンネル内に労働者や職員、住民など500人以上が閉じ込められているとみられている。

 ネパール軍はトリシュリ川一帯の19カ所の水力発電用トンネルを優先的に捜索している。韓国人労働者9人が行方不明となっているアッパー・トリシュリ-1建設現場のトンネルもこれに含まれる。一部の工事区域では、相当数が救助された。ネパール電力公社は29日、アッパー・トリシュリ-3A発電所で40〜45人、隣接するアッパー・トリシュリ-3Bでは20〜25人と連絡が取れないと発表した。災害直後には、この場所で200人余りが連絡不能になったと報じられていた。

 アッパー・トリシュリ-3Aでは、救助作業に進展がみられた。29日夜、救助隊が掘削機でトンネルの天井部分に小さな穴を開けることに成功し、空気を送り込むと共に、カメラや酸素供給装置の投入を開始した。ネパールのグルン内務相は「小さな穴を通じて空気を送り始めた」とし、穴をさらに広げて救助隊が内部に進入する予定だと述べた。ただし、依然として内部との連絡は取れていない。別の水力発電トンネルでも、酸素供給のための作業が進められている。

 ネパールのエネルギー・水資源・灌漑相であるシュレスタ長官は29日、行方不明者の家族と面会し、「救助後に病院へ搬送することも可能だが、まずは生存していることが重要だ」とし、「あらゆる方法でトンネル内に酸素を送り込もうとしており、パイプを通じた供給も試みている」と述べた。

 ネパール政府は近隣諸国に専門の救助要員を要請した。ネパール国営「ラジオ・ネパール」は、インドと中国のトンネル救助チームがラスワとヌワコットの発電施設での救助作業に投入されたと報じた。インドからは、トンネル救助専門の偵察チーム11人が投入された。中国応急管理部は29日、トンネル専門家5人を吉隆からヘリコプターで送り、午後4時58分頃ネパールの被災地に投入。さらに専門家4人を追加派遣した。ネパール外務省は、トンネル救助だけでなく、生存者探知技術や迅速な遺伝子分析の支援も近隣諸国に要請したと明らかにした。

 中国チベット自治区の吉隆口岸でも捜索が拡大している。中国国営の新華社通信によると、中国当局は消防救助隊員681人と救助犬13頭、車113台、無人機(ドローン)47機を動員した。道路が寸断された区間では、まずドローンで偵察を行った後、救助隊が徒歩で入り、生存者の捜索を行っている。中国当局は、衛星やドローン、現場監視装置を用いて、さらなる土砂崩れなどの二次災害の危険性も監視していると説明した。

北京/イ・ジョンヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/1275312.html韓国語原文入力:2026-08-30 21:11
訳H.J

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