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トランプ大統領「ミサイル不足、解決されたと思っていた」…ヘグセス長官を厳しく叱責

ワシントン・ポスト紙が報道…ヘグセス長官は副長官に責任転嫁
トランプ米大統領とヘグセス国防長官/ロイター・聯合ニュース

 トランプ米大統領とヘグセス国防長官が、イラン戦争で発生したミサイルなどの弾薬不足事態をめぐり衝突したことが分かった。トランプ大統領がヘグセス長官を強く叱責し、深刻な対立が生じたという。

 トランプ大統領は先月31日、米メリーランド州にある大統領別荘キャンプ・デービッドで開かれた閣議の直後、ヘグセス長官を呼び出し、弾薬不足事態について強く追及した。ワシントン・ポスト紙が5日(現地時間)付で、関係者らの話として報じた。同紙によると、トランプ大統領はヘグセス長官に対し、現在イランに対する軍事的な選択肢を狭める脅威となっている深刻な軍需物資の不足について、なぜ自分が誤った情報を得ることになったのか説明を求めたと、この件に詳しい2人の関係者が伝えた。

 トランプ大統領はヘグセス長官に対し、弾薬の問題が「解決されたと思っていた」と不満をあらわにし、追及したという。これに対し、ヘグセス長官は大統領に事態の深刻さが適切に報告されなかった責任はファインバーグ副長官にあると主張したという。

 この衝突は、イランに対する軍事行動を迅速に終結させることができ、簡単に勝利できるとトランプ大統領を説得した人物の一人であるヘグセス長官に対し、トランプ大統領の不満が高まっていることを示すものだと、同紙は伝えた。

 ヘグセス長官は先月の上院公聴会で、米軍の武器在庫など、イラン戦争に関する正直な評価をトランプ大統領に提供したかどうかをめぐり、民主党議員らと舌戦を繰り広げた。公聴会でヘグセス長官は、トランプ大統領への助言に関する発言を拒否し、弾薬などの軍需物資不足はトランプ政権下で行われた作戦によるものではないと強調した。さらに、バイデン前政権の軍管理方式が原因だとし、繰り返し責任を転嫁した。

 米国防総省は、イランとの戦争費用を賄うため、670億ドルの追加軍事予算を要求した。ヘグセス長官は先月の証言で、この要求が米軍の備蓄量を補充するための「緊急かつ必要な」要請だと議員らに訴えた。ところが、上院の共和党議員らもまだこの法案の処理について合意に至っていない。来年度の会計年度に向けたトランプ政権の国防予算総要求額は、過去最高となる1兆5000億ドル(約237兆7千億円)であり、これにはミサイル製造のための数百億ドルが含まれている。だが、民主党が大規模な増額に反対しているため、法案が停滞しており、国防総省は主要兵器を補充するための明確な方策を見出せていない。

 この報道に対し、レビット大統領報道官は「100%フェイクニュースだ」とし、「そのようなことは一度も起きておらず、トランプ大統領はヘグセス長官を絶対的に信頼している」と述べた。国防総省のパーネル首席報道官も「ヘグセス長官は弾薬の準備態勢について誰も欺いておらず、ファインバーグ副長官に責任を転嫁したこともない」と語った。

 米国の武器在庫の不足はイラン戦争前から警告されていた。戦争が始まる前から、ケイン米統合参謀本部議長は、米国が長期戦を継続するために必要な武器備蓄量を保有していないとトランプ大統領に警告した。米軍の弾薬などの軍需物資の不足は、中東を越えて波紋を広げている。ウクライナでは防空網が底をつきつつあり、西側の備蓄物資からこれを補充する選択肢がほとんどないため、ロシアの長距離攻撃に対して無防備な状態にさらされている。

チョン・ウィギル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1271663.html韓国語原文入力:2026-08-06 19:32
訳H.J

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