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トランプ大統領「米日は最も強力な同盟」…高市首相と空母搭乗し関係を誇示

登録:2025-10-29 06:22 修正:2025-10-29 06:57
米海軍のサミュエル・パパロ提督(右)が28日、日本の横須賀米海軍基地に停泊中の米海軍空母(USS)「ジョージ・ワシントン」に到着したドナルド・トランプ米大統領(左)と高市早苗首相を迎えている/AFP・聯合ニュース

 日本を訪れたドナルド・トランプ米大統領は「米国は(日本の)最も強力な同盟国」だとし、米国の軍事力を誇示した。

 28日、訪日中のトランプ大統領は、日本の高市早苗首相とともに米国の原子力空母「ジョージ・ワシントン」に搭乗し、米日両国間の安全保障協力を強化する方針を示し、このように述べた。トランプ大統領は同日の昼食会談後、高市首相とともに米大統領専用ヘリ「マリーンワン」に乗って神奈川県横須賀にある米海軍基地を訪れた。トランプ大統領と高市首相は3時47分頃、ジョージ・ワシントンに乗り込み、軍楽隊の演奏が響き渡る中で、色とりどりのシャツを着て歓迎する空母の乗組員たちの間を歩いた。甲板には海軍戦闘機が配備されていた。

 トランプ大統領はこの場で、「米日の大切な同盟は実際に世界で最も注目に値する関係の一つ」だと述べた。高市首相も「日米同盟を更なる高みに引き上げていく」との意志を表明した。高市首相は日本が「かつてないほど厳しい安全保障環境」に直面しているとし、「日本の防衛力を根本的に強化し、地域の平和と安定により一層積極的に貢献していく」とも述べた。

 一方、トランプ大統領は米国が世界で最も軍事力が優れた国だと強調し、「米国は(日本の)最も強力な同盟国」だと明言した。さらに「もしそのような(我々より優れていると主張する)国があるなら、米国の乗組員たちは彼らを撃破し、沈没させ、破壊し、完全に忘れさせる準備ができているのではないか」とも語った。また「皆さんからすぐにでも私がノーベル平和賞を受賞すべきだと言われるが、このような発言のせいで(受賞)争いから脱落するのかも」と“ジョーク”を付け加えた。

チョン・ユギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1225946.html韓国語原文入力:2025-10-28 21:14
訳H.J

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