ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、北朝鮮と包括的戦略パートナー協定の締結を指示したと、ロシア官営のタス通信が報じた。
タス通信によると、プーチン大統領は北朝鮮と包括的戦略パートナー協定を締結することに関して適切な指示を下し、ロシア外務省に必須ではない一部の内容の修正を許可したという。プーチン大統領は19日早朝、北朝鮮に到着した。
これに先立ち17日、ロシア大統領府のユーリ・ウシャコフ外交政策補佐官は、プーチン大統領の訪朝を機にロシアと北朝鮮が「様々な文書に署名することになるだろう」とし、包括的戦略パートナー協定を結ぶ可能性があると明らかにした。今回包括的戦略パートナー協定が結ばれた場合、プーチン大統領が初めて訪朝した2000年に朝ロが結んだ「友好・善隣・協調条約」などこれまでの二国間条約が「根本的に替えられる」予定だとも述べた。