本文に移動

ロシア艦艇6隻、日本周辺海峡通過して東海に進入

登録:2022-03-16 05:27 修正:2022-03-16 07:23
14日午前0時と午前9時、潜水艦や兵器輸送艦などが進入 
米日、三沢基地でF-35A合同訓練
日本防衛省はウクライナ戦争が真最中の今月10~11日、ロシア海軍艦艇10隻が本州と北海道の間にある津軽海峡を通過し、太平洋から日本海(東海)に向けて航海したと発表した。海上自衛隊が公開したロシア艦艇の様子=ツイッターより//ハンギョレ新聞社

 ロシア軍艦が14日にも日本の宗谷海峡と津軽海峡をそれぞれ通過した。先月24日のウクライナ侵攻後、日本周辺でロシアの軍事活動が目立って増えている。

 日本防衛省は14日、ロシア艦艇5隻が同日午前0時頃、日本の北海道とサハリンの間の宗谷海峡を通過し、日本海(東海(トンヘ))に進入したと発表した。防衛省は、午前9時にも青森県尻屋崎から約70キロ離れた海域でロシア海軍の兵器輸送艦1隻を確認したと明らかにした。同艦は本州と北海道の間の津軽海峡を通過し、東海に出た。10日と11日にもロシア艦船10隻が津軽海峡を通過し、東海に進入した。

 読売新聞は15日付で、「日本や欧米各国が対露制裁を相次いで科す中、今後もロシアによる対抗措置とみられる動きが続く」ものとし、「中国とロシアが日本周辺で軍事協力を緊密化している」という日本政府の見通しについて報じた。

 一方、日本の航空自衛隊は同日、米空軍と共に10日に青森県三沢基地西側の東海付近でステルス機能を備えたF-35A戦闘機の訓練を実施したと発表した。米日がF-35A戦闘機で共同訓練を行ったのは、同機が三沢基地に配備された2018年1月以後初めて。産経新聞は「ロシアによるウクライナ侵攻が継続し、日本周辺でロシア艦艇の動きが相次いで確認されている」とし、訓練を行ったのは「日米の結束を示す狙い」だと分析した。

東京/キム・ソヨン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1034934.html韓国語原文入力:2022-03-15 16:59
訳H.J

関連記事