韓日関係の悪化が続いている中、韓国陸軍3士官学校と日本の陸上自衛隊幹部候補学校の間での交流事業が中止になったと伝えられた。
NHKは24日、日本防衛省の話を引用し、最近韓国側が今月福岡県久留米市にある陸上自衛隊幹部候補生学校で開かれる交流事業に陸軍士官学校生徒を派遣しないと伝えてきたと報じた。韓国の陸軍士官学校と日本の陸上自衛隊幹部候補生学校は、毎年一回、数十人から数百人規模の生徒が両国を相互訪問してきたが、今年は陸軍士官学校が日本に生徒を派遣する番だったということだ。NHKは、韓国側が生徒派遣中止の理由については具体的に説明しなかったが、「政治的対立」が原因とみられると報道した。
しかし、韓国国防部は日本の陸上自衛隊幹部候補学校と交流事業をする機関は陸軍士官学校ではなく、陸軍3士官学校だと説明した。
22日に韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了発表後、韓日間の交流はさらに厳しくなっている。翌日の23日、韓日議員連盟は来月19日に東京で開かれる予定だった両国議員らの合同総会を暫定的に延期すると発表した。しかし、産経新聞の報道によると、来月ソウルで開かれる予定の「韓日経済人会議」は予定通り進める方針だと、日本側「日韓経済人会議」が23日に明らかにしたという。韓日経済人会議は、韓国と日本の財界有力者たちが両国を交互に行き来しながら毎年親睦を深める行事であり、1969年から開かれている。