原文入力:2012/01/24 22:37(946字)
チョン・ジョンユン記者
アフガン兵士‘フランス軍 19人殺傷’犯行動機明かす
去る20日、非武装状態のフランス軍人に銃撃を加えたアフガニスタン兵士アブドル・マンスール(21)の‘犯行動機’が、最近相次いだ西欧軍人による‘アフガン侮辱動画’にあったことが明らかになった。 アフガン東部のカピサ州タガブ地域のフランス軍基地で発生したこの事件で4人が亡くなり15人が負傷し、この内8人は重傷を負った。
アフガン軍関係者は23日<AFP>通信に「容疑者がフランス軍の初動尋問で米軍が(タリバン兵士の遺体に小便をする動画のためにフランス軍人に銃撃を加えたと述べた」と明らかにした。
<AFP>はこのような内容が情報当局者とアフガン国防部情報に接近可能な他の取材源によっても確認されたと報道した。 この国防部関係者はまた、犯行容疑者であるアフガン兵士が英国軍人のアフガンの子供に対する性虐待動画に対しても言及したと伝えた。
事件直後、ニコラ・サルコジ フランス大統領は仏-アフガン軍合同訓練を中断する一方、来年末に完全に軍を撤収するフランス軍隊の早期軍撤収問題を検討すると圧迫した。 また、ジェラール ロンゲ フランス国防長官もカブールを直接訪れ、このアフガン兵士が政府軍に潜入したタリバンであるという話を聞いたと明らかにした。 だが、ハミド・カルザイ アフガン大統領は声明を通じて「フランス軍隊に対する今回の攻撃はアフガン国民の(動画に対する)怒りを代弁するものではなく、アフガン兵士の個人的な単独犯行に過ぎない」とし拡大解釈を警戒した。
最近インターネット動画サイトではアフガンで米海兵隊員4人がタリバン兵士の遺体に放尿する様子が公開され、国際的な物議をかもした。 また、去る18日には2人の英国軍人がアフガンで10才ほどの子供2人を性的に虐待し動画を撮影した容疑で逮捕され調査を受けた。
チョン・ジョンユン記者 ggum＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
