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韓国、今年の貿易赤字500億ドルを予想…最大規模だった1996年の2.3倍

登録:2022-12-14 10:08 修正:2022-12-14 10:43
釜山港新港埠頭に接岸したコンテナ船/聯合ニュース

 韓国の今年の貿易収支が14年ぶりに赤字に転じることが確実視される中で、年間貿易赤字の規模が過去最大を超え初めて500億ドルに達する可能性があるという見通しが出ている。

 13日、関税庁の貿易収支(通関基準の暫定値)資料によると、今月10日までの今年の貿易赤字の規模は累積474億6400万ドルだった。これまで最大の貿易赤字を出した1996年の206億2400万ドルの2.3倍だ。これは主要機関が提示した年間の赤字展望値を上回るか、あるいは近接していた。韓国貿易協会は今年の貿易赤字が450億ドル、産業研究院は426億ドル、韓国経済研究院は480億ドル規模になると予想している。

 今年に入り、先月までの累積貿易赤字は425億4100万ドルで、今月75億ドル以上の赤字が重なれば、今年の年間貿易赤字は500億ドルに達することになる。10月の貿易赤字規模は67億2400万ドル、11月は69億9100万ドルだった。

 今年の貿易収支が赤字なのは、輸入額が増えたのに対し輸出は低迷しているためだ。原材料価格が上昇し輸入額が増え、世界景気の鈍化と半導体景気の下降、最大交易国である中国への輸出の6カ月連続減少などが大幅な輸出低迷につながった。

 来年も貿易赤字が続くと予想されている。貿易協会は来年138億ドルの貿易赤字を、産業研究院は266億ドルの赤字を見込んでいる。

チェ・ハヤン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1071368.html韓国語原文入力:2022-12-13 19:18
訳C.M

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