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「死んだサメ」と写真を撮れというイーマート…「動物虐待」批判に謝罪文=韓国

登録:2022-08-02 02:21 修正:2022-08-02 08:12
龍山店に死んだサメとの撮影コーナーを開設 
「非教育的」、「動物虐待」批判受け謝罪文
イーマート龍山店の鮮魚コーナーに展示されていた死んだサメ=SNSより//ハンギョレ新聞社

 イーマートが龍山(ヨンサン)店の鮮魚コーナーに「死んだサメ」を展示した撮影コーナーを作り、顧客の激しい抗議と反発で公式謝罪した。

 1日のネットユーザーと業界によると、イーマート龍山店は先月30日から鮮魚コーナーに死んだサメを展示した。また「龍山店だけの特別イベント」として、サメの帽子をかぶってサメの死骸の横で写真を撮ってSNSにアップするイベントを行った。

イーマート龍山店の鮮魚コーナーに掲げられた「撮影イベント」の看板=SNSより//ハンギョレ新聞社

 しかし、血を流して死んでいるサメの死骸を展示するのは動物虐待であり、共に買い物に来た子どもたちの教育にも良くないという批判が相次いだ。結局イーマートは31日、この展示を取り消し、売り場に謝罪文を掲げた。

 イーマートは謝罪文で「サメの展示でご心配をおかけし、心より謝罪する」と述べた。続けて「お客様に新たな体験を提供するために、鮮魚売り場内で日常ではなかなか接することのできない異色の魚種であるサメを展示し、撮影コーナーを設置した」とし、「売り場運営においてお客様のお気持ちを推し量れず不快感を与えてしまい申し訳ありません」と謝罪した。

ユ・ソンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/1053123.html韓国語原文入力:2022-08-01 18:26
訳D.K

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