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『暗殺者(たち)』の俳優、ノミネートされた映画賞の出席見送り…身の危険への対処か

登録:2026-10-07 08:13 修正:2026-10-07 08:40
映画『王と生きる男』で主演男優賞にノミネートされたユ・ヘジン 
自宅前で保守団体のデモ…ネット上での脅迫も
映画『暗殺者(たち)』のポスター//ハンギョレ新聞社

 俳優のユ・ヘジンが、7日に開催される第35回釜日映画賞の授賞式への出席を見送る方針だ。

 ユ・ヘジンの所属事務所VASTエンターテインメントは6日、ハンギョレの電話取材に対し、「熟考の末、釜日映画賞への出席を見送ることにした」と述べた。ユ・ヘジンは映画『王と生きる男』で釜日映画賞の主演男優賞にノミネートされ、出席が予定されていた。同部門の候補には、映画『サヨナラの引力』のク・ギョファン、『王と生きる男』のパク・ジフン、『HOPE』のチョ・インソン、『しあわせな選択』のイ・ビョンホンが名を連ねた。

 ユ・ヘジンの出席見送りは、最近の映画『暗殺者(たち)』をめぐる物議が原因とみられる。先月23日に公開された映画『暗殺者(たち)』は、1974年8月15日の光復節記念式典の最中に発生した陸英修(ユク・ヨンス)女史(朴正煕元大統領の夫人)の銃撃事件をモチーフにした政治スリラー映画。ユ・ヘジン、パク・ヘイル、イ・ミンホらが出演し、『南山の部長たち』や『ソウルの春』など、現代史を題材にした映画を手掛けてきたハイブメディアコープが製作した。公開後、映画的想像力の範囲をめぐり歴史歪曲との議論が浮上し、これに政界まで加わったことで波紋が広がった。

映画『暗殺者(たち)』=ハイブメディアコープ提供//ハンギョレ新聞社

 その余波は、この作品に出演したユ・ヘジン個人にまで及んだ。これに先立ち、新自由連帯・ベラドなど保守団体のメンバー約50人(警察の非公式推計)は4日、ユ・ヘジンの自宅とされるソウル城北区のある住宅の前で、俳優と制作会社を糾弾する集会を開いた。オンラインコミュニティなどでは、ユ・ヘジンに対する侮辱や脅迫的な発言も相次いでいる。

 これに関連し、ソウル警察庁のコ・ボムソク庁長はこの日、「俳優に対する危害・脅迫などについては、当然ながら厳正に法に基づいて措置を講じる」と述べた。所属事務所も「違法行為から所属俳優の権益と安全を守るため、可能な限りの措置を講じる予定だ」と表明した。

キム・ミンジェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1281134.html韓国語原文入力:2026-10-07 01:17
訳H.J

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