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韓国代表、延長10回で日本にサヨナラ負け アジアプロ野球チャンピオンシップ

登録:2023-11-20 06:34 修正:2023-11-20 07:42
決勝戦で日本に3対4で敗北…1回大会に続き準優勝
チョン・ヘヨンら野球韓国代表チームが19日、東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本との決勝戦で、10回裏ツーアウト満塁で、門脇誠にサヨナラヒットを打たれた後、茫然としている=東京/聯合ニュース

 19日、日本の東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の決勝戦。韓国と日本は9回まで2対2の同点だった。

 タイブレークが採用された延長10回表。ノーアウト1、2塁で韓国の攻撃が始まった。送りバントに失敗したキム・ドヨン(KIAタイガース)の併殺打で、得点のチャンスを失ったかのように見えたが、ユン・ドンヒ(ロッテ・ジャイアンツ)がツーアウト3塁でタイムリーを放った。ノ・シファン(韓火イーグルス)の安打で再びツーアウト1、3塁の状況が続いたが、キム・フィジプ(キウム・ヒーローズ)が三振で退き、それ以上得点を伸ばせなかった。

 3対2のリードで迎えた10回裏、ノーアウト1、2塁での日本の攻撃。抑えのチョン・ヘヨン(KIA)が送りバントと敬遠(故意四球)で迎えたワンアウト満塁で、坂倉省吾の犠牲フライで同点を許し、続くツーアウト満塁で門脇誠にサヨナラヒットを浴びたことで、韓国は日本に3対4の敗北を喫した。2017年の初大会以来6年ぶりに開催された今大会で、韓国は再び日本を越えることができず、準優勝に終わった。しかし、世代交代の過渡期で、杭州アジア大会に続き、若い選手たちが活躍し、未来の可能性を確認した。

野球韓国代表チームのクァク・ビンが19日、東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本との決勝戦で先発登板し、ボールを投げている=東京/聯合ニュース

 韓国は同日、先発のクァク・ビン(斗山ベアーズ)が5イニング5被安打(1被本塁打)、3四球6奪三振の1失点で好投した。5回裏、ツーアウトまで好調を維持したが、牧秀悟に投げたカーブが真ん中に入り、ソロホームランを打たれたのが唯一の失点だった。一方、日本先発の今井達也は4イニング5被安打2四球2失点でマウンドを降りた。韓国は3回表、ワンアウト1、2塁で、ノ・シファンが2打点の2塁打を放ち、2対0でリードしたが、その後追加得点ができず、勝負は延長までずれ込んだ。

 アジアプロ野球チャンピオンシップは24歳以下(1999年1月1日以降生まれ)またはプロ3年目以下(2021年以降入団)の選手たちが参加し、韓国、日本、台湾、オーストラリアの4カ国が競う。韓国シリーズが延びたため、LGツインズ、KTウィズの選手たちは今大会に出場できなかった。戦力が整っていない状況で、日本と拮抗した試合をしたという点が鼓舞的だった。優勝チームの日本には賞金2千万円が、準優勝チームの韓国には賞金500万円が与えられる。

キム・ヤンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/baseball/1116948.html韓国語原文入力:2023-11-20 02:48
訳H.J

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