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ソン・フンミンの「悪夢」テイラー主審、今回は韓国代表監督にレッドカード

登録:2022-11-29 10:26 修正:2022-11-29 11:04
パウロ・ベント韓国代表監督が28日(韓国時間)、カタールのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたガーナとの1次リーグH組第2戦で、アンソニー・テイラー主審に抗議しレッドカードを受けている=アライヤン/ロイター・聯合ニュース

 ソン・フンミン(トッテナム)と悪縁のある審判が、韓国代表チームの悪縁にもつながった。韓国は2022カタール・ワールドカップ1次リーグH組第3戦のポルトガル戦(12月3日0時)を、監督なしで戦うことになった。韓国-ガーナ戦の主審を務めたアンソニー・テイラー審判が、韓国代表のパウロ・ベント監督にレッドカードを出したためだ。

 韓国代表は28日(韓国時間)、アライヤンのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたガーナとのH組第2戦で、2-3で敗れた。韓国はベスト16脱落が確定したわけではないが、「強豪」ポルトガルと対戦しなければならない。さらには、ベント監督がアディショナルタイムのコーナーキックの状況で試合終了の笛を吹いたテイラー主審に対して抗議し、退場命令を受けた。今大会で監督に対する初のレッドカードだった。監督がレッドカードを受けた場合、次の試合ではベンチで試合を指揮することができない。サッカー協会の関係者は「ベント監督はポルトガル戦の際にベンチはもちろんロッカールームにも入れず、無線も使えない。VIP席で試合を見守ることになる」と話した。

 ベント監督にレッドカードを出したテイラー主審は、ソン・フンミンに退場の悪夢を与えた人物でもある。ソン・フンミンは2019年12月23日、英国ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた2019-2020シーズンでのイングランド・プレミアリーグ第18節のチェルシー戦に先発出場したが、後半17分で相手のDFアントニオ・リュディガーとボールを争って転倒した。立っていたリュディガーに向かってソン・フンミンが連結動作で足を伸ばし、上半身に足が触れたリュディガーはグラウンドに倒れた。当時主審だったテイラー審判は「報復性のあるプレー」だとし、ソン・フンミンを退場させた。ソン・フンミンは抗議したが、受け入れられなかった。

パク・コウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/sports/soccer/worldcup/1069327.html韓国語原文入力:2022-11-29 08:24
訳C.M

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