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ボッチャ韓国代表チーム、日本を破りボッチャでパラリンピック9大会連続金メダル

登録:2021-09-06 02:58 修正:2021-09-06 07:17
ボッチャの韓国代表チームのチェ・イェジン(左から)、チョン・ホウォン、キム・ハンスが4日、有明体操競技場で行われた2020東京パラリンピックのボッチャBC3ペア決勝で日本を破り、金メダルを首にかけて喜んでいる=東京/聯合ニュース

 韓国ボッチャが接戦の末、開催国日本を延長で破り、9大会連続で金メダルを獲得した。

 チョン・ホウォン(35、江原道障害者体育会)、チェ・イェジン(30、忠清南道)、キム・ハンス(29、京畿道)からなるボッチャ代表チームは4日、東京の有明体操競技場で行われた2020東京パラリンピック・ボッチャBC3ペア決勝で、日本の河本圭亮(22)、高橋和樹(41)、田中恵子(39)を5-4で下し、金メダルを獲得した。卓球のチュ・ヨンデに続き、韓国選手団の今大会2個目の金メダルだ。

 ボッチャ・ペアは2人1組で競われる。エンド(計4エンド)ごとに白い目標球に向かって各チームがボールを6個ずつ投げたり転がしたりし、相手の球より目標球にボールを近づければ得点できる。冬の競技であるカーリングに似ている。

 韓国は自他共に認めるボッチャ最強国だ。1988ソウルパラリンピックで1位になって以来、一度も金メダルを逃していない。この日の勝利で、韓国は9大会連続で金メダルを獲得したが、これは東京五輪でアーチェリー代表チームが打ち立てた9連覇に匹敵する大記録だ。

 この日出場した韓国選手たちは、代表チーム内でもエースに数えられる。チョン・ホウォンは2008北京パラリンピック金メダル、2012ロンドンパラリンピック銀メダル、2016リオパラリンピック金メダルなどを獲得したボッチャ最強選手。チェ・イェジンは2012ロンドンパラリンピックで金メダル、2016リオパラリンピックで銀メダルを獲得。キム・ハンスもやはり2016リオパラリンピック銀メダリストだ。彼らは2016リオ大会でも、この種目で銀メダルを獲得している。5年ぶりの再挑戦でメダルの色を金に変えたのだ。

 選手個々人も各種の記録を打ち立てた。この日の勝利でチョン・ホウォンは4大会連続メダル獲得に成功した。チェ・イェジンは3大会連続。キム・ハンスはパラリンピックで初の金メダルの栄光を手にした。

 個人戦脱落の悔しさも吹き飛ばした。チョン・ホウォンは2016年リオ大会に続く個人戦2連覇を狙い、団体戦銀メダルのみのキム・ハンスも今大会で個人戦メダルを狙ったが、両選手とも目標球をできる限り遠くへ送るという相手の戦略にやられ、8強入りを果たせなかった。

 ボッチャはパラリンピック特有の種目で、重度障害者のためのスポーツだ。手で投げることの難しい四肢麻痺障害者が出場するBC3等級では、選手たちは勾配具などの道具を使うとともに、競技パートナーの助けを受ける。キム・ハンスとチェ・イェジンは母親が、チョン・ホウォンはイ・ムニョン・コーチが競技パートナーだ。

イ・ジュンヒ記者、パラリンピック共同取材団 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sportstemp/1010471.html韓国語原文入力:2021-09-05 11:25
訳D.K

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