本文に移動
全体  > 文化

[単独]恐竜トゥリケラトプス化石 国内初発見

原文入力:2009-01-15午前09:16:58
華城(ファソン)前谷港で…白亜紀時代 草食恐竜
足の裏・足爪・尻尾など100ヶ余り 骨鮮明

ホン・ヨンドク記者

京畿,始華湖(シファホ)一帯で白亜紀草食恐竜のトリケラトプスの足と尾骨など体の半分ぐらいの化石が発見された。韓国では1983年慶北,義城の‘ウルトラザウルス タムニエンシス’と2005年慶南,河東の‘千年プキョン龍’等の恐竜骨が発見されたことがあるが、今回の化石はこれまで発見された化石の中で最も完全な形態で、トリケラトプス種では初めてだ。

14日京畿,華城市と韓国地質資源研究員イ・ユンナム博士は「始華湖(シファホ)付近の華城市前谷港で横1m,縦0.6m,高さ0.5mの花こう岩になった恐竜化石を発見し精密鑑定した結果、トリケラトプス化石と確認された」と明らかにした。今回発見された恐竜骨化石は全体の48%程度に縮められたトゥリケラトプスの足の裏と足爪・尾骨など100ヶ余りの骨が鮮明に表われている。(写真)この化石は昨年6月、華城市前谷港で開かれた‘国際ボートショーおよび世界ヨット大会’を控えて堤防など行事場所周辺を見回った華城市公務員が発見した。

現在、大田にある韓国地質資源研究員に移して化石復元作業をしている。

トリケラトプスは韓半島恐竜の全盛期である白亜紀(1億4000万年~6600万年前)に棲息し恐竜時代のほとんど最後まで生存し進化し絶滅した恐竜類の一種だ。草食恐竜で普通、角が三つあることからトリケラトプスと呼ばれる。

ペク・インソン プキョン大環境地質学科教授は「脚と尻尾など1m以上の恐竜骨が一緒に出てきたことは画期的」としながら「中国とモンゴルで発見されたトリケラトプスが韓半島でも発見されたことはこの恐竜の棲息地が韓国~モンゴル~中国につながっていたことを意味し、1億年前の韓半島の恐竜研究に重要な資料になるだろう」と話した。 華城/ホン・ヨンドク記者 ydhong@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/333420.html

原文:  訳J.S