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プレミア12で韓日4強対決

登録:2015-11-17 01:40 修正:2015-11-17 07:23
8強戦で韓国はキューバに7対2で勝利 
ミン・ビョンホンが決勝打、キム・ヒョンスがだめ押し
16日午後(現地時間)、台湾の台中インターコンチネンタル球場で開かれた2015 WBSCプレミア12で韓国とキューバの8強戦競技、8回表2死1・3塁、韓国キム・ヒョンスの右前安打でホームを踏んだ3塁走者キム・ジェホが喜んでいる=ニューシス

19日、東京ドームで日本と対戦
大谷攻略が最大の難題

 札幌ドーム0対5の屈辱の敗北に雪辱の機会が早くも訪れた。 場所は日本野球の心臓部、東京ドームだ。

 韓国は16日、台湾の台中インターコンチネンタル球場で行われた2015年世界野球ソフト連盟(WSBC)プレミア12の8強戦で、キューバを7対2で下し準決勝戦に進んだ。当初韓国は、台北の天母球場で8強戦を行う予定だったが、夜明けに火災が発生したため宿舎から2時間ほど離れたインターコンチネンタル球場でキューバと対決を行わなければならなかった。

 野球最強のキューバ戦では韓国シリーズ優勝チームの斗山(トゥサン)ベアーズの選手が先鋒に立った。 韓国は2回表、10人の打者が長短6安打を集中させ一挙に5得点を上げたが、ミン・ビョンホン、ヤン・ウィジ、キム・ヒョンス(いずれも斗山)がビッグイニングの礎石を積んだ。組別予選5競技での打率が0.176(17打数3安打)に過ぎなかったパク・ビョンホが先頭打者に立ち左中間フェンスを直撃する3塁打で出塁すると、ミン・ビョンホンがセンター前ヒットでパク・ビョンホをホームに呼び入れた。 ファン・ジェギュンのヒットで作った無死1・3塁ではヤン・ウィジが左中間タイムリーヒットを放った。 キム・ヒョンスは2死1塁で四球を選んで出塁し得点機会をイ・テホにつなげた。 ヤン・ウィジは5対2と追われた8回表1死後にレフトオーバーのソロホームランをたたき込み3打数3安打2打点の猛活躍を見せた。 キム・ヒョンスもまた、6対2で迎えた8回表2死1・3塁でタイムリーヒットを放つなど2安打を記録した。

 ミン・ビョンホンは、守備でも韓国代表チームの先発で斗山チームの同僚であるチャン・ウォンジュンの肩を軽くした。 5回裏、無死1・2塁でエルナンデスの右前安打の時に打球を捉え3塁へ好送球し1塁ランナーをアウトにした。 無死1・3塁の状況を1死1塁にする弾丸送球だった。 マウンドではキム・インシク代表チーム監督の自在な投手交替が8強戦でも続いた。 チャン・ウォンジュンが4回と2/3イニング4被安打2四球2失点でマウンドを降りた後、シム・チャンミン、チャ・ウチャン、チョン・テヒョン、イ・ヒョンスンが継投し追加点を与えなかった。

 19日、東京ドームで開かれる準決勝戦の相手は、この日プエルトリコを9対3で下した日本だ。 韓国は8日、札幌ドームで開かれた日本との開幕戦で最高時速161キロの剛速球と時速147キロのフォークボールを武器とした“怪物”大谷翔平に封じられ0対5のシャットアウトを喫した。 大谷が4強戦で日本の先発として登板する予定であり、大谷攻略が日本戦の最大難題になる展望だ。 また他の準決勝戦は、アメリカ対メキシコ(20日)の対決となる。 アメリカは難敵オランダを6対1で下し、メキシコは組別予選(A組)で5戦全勝を収めたカナダに4対3で勝つ波乱を起こした。メキシコの世界野球順位は12位で、今大会に参加した国の中で最下位だ。 韓国、日本、アメリカ、メキシコは全てB組に属した。

 一方、大会主催国と言える日本の利己的競技日程編成がひんしゅくを買い続けている。 当初20日に4強戦を行うことになっていたが、大会組織委が前日に一方的に19日に日程を早めた。 21日の決勝戦を考慮して日本に休息を与えるための日程変更だった。 大会スポンサーがほとんど日本企業なので、日本側の要求を拒否できなかったものとみられる。 日本が脱落していたならば韓国の準決勝戦は本来どおり20日に行われる予定だった。 韓国の日本への移動時間も変わった。 キム・インシク監督は「8強戦に勝利すれば18日午後(4時)に飛行機で移動する日程であったが、急遽18日午前(7時30分)に早めた。 どうしてこんなに日程が毎度変わるのか」として「世界野球クラシック(WBC)1回大会(2006年)の時でもこれほどではなかった」として拙速運営を批判した。

キム・ヤンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/baseball/717764.html 韓国語原文入力:2015-11-16 23:21
訳J.S(1971字)

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