イエメンの大統領指導評議会は、イランの支援を受ける武装組織フーシ派が掌握しているすべての領土を奪還するための新たな軍事作戦の開始を発表した。
AFP通信などによると、イエメン大統領指導評議会のラシャド・アル・アリミ議長は4日(現地時間)の声明で、「本日、共和国の残りの領土を奪還し、国家および国家機関の権威を全国土へと拡大するための軍事作戦の開始を宣言する」と語った。
アル・アリミ議長は「軍と治安部隊、すべての軍事編制は、承認された計画に則って与えられた任務の遂行を開始せよ」とし、「国家がフーシ派のテロ民兵の手中から解放されるまで、作戦を継続せよ」と指示した。今回の発表は、フーシ派が先月、迅速な攻勢で紅海沿岸の広範な地域を掌握したことを受けてなされたもので、フーシ派との戦争が重大な局面に入ったことを示している。
これに先立ち、複数の消息筋は同日AFPに、フーシ派が政府軍の支配下にある都市タイズへと通じる主な補給路を断ち、事実上タイズを包囲していると語っていた。フーシ派は、タイズと南部の港湾都市アデンを結ぶ主要道路を封鎖しているという。
サウジアラビアの支援にもかかわらず、イエメン政府軍は最近、フーシ派の領土拡大を阻止できていない。