SKハイニックスが40兆ウォン(約4.5兆円)規模の自社株取得・消却計画を発表し、史上最大級の株主還元策を打ち出す中、20日の取引中に株価が11%上昇した。KOSPIでは買いサイドカーが発動した。
午前9時59分現在、SKハイニックスは前日比11.33%上昇し、167万ウォンで取引されている。前日、米国債の長期金利上昇の影響で9.75%急落した株価が、1日で回復した格好だ。昨晩、米国の半導体株はAIデータセンター建設の遅延などの問題で下落した影響で、取引開始時の上昇幅はやや抑えられたものの、すぐに急速に上昇した。SKハイニックスの最大株主であるSKスクエアとグループ持株会社のSKもそれぞれ前日比で8.27%、5.08%急騰した。
サムスン電子も近く株主還元計画を発表するとの期待感から、前日比6.77%上昇し26万4250ウォンで取引されている。半導体大型株の牽引により、同時刻のKOSPIは前日比5.05%上昇し、6797.89を示している。KOSPI200先物指数も5%以上上昇し、午前9時57分にプログラム買い注文を5分間停止する買いサイドカーが発動された。前日は売りサイドカーが発動されたが、1日で雰囲気が逆転した。取引開始時に約2千億ウォンの売り越しを続けていた外国人投資家は、1千億ウォンの買い越しに転換した。
同時刻、KOSDAQ指数は前日比2.02%上昇し、841.08を示している。KOSDAQの代表銘柄であるバイオ企業アルテオジェン(9.23%)が指数を牽引している。昨晩、米国の製薬会社モダナ(176.97%)とメルク(12.60%)が開発したがんワクチンが第3相臨床試験に合格したというニュースが伝えられ、バイオ株全体が上昇した。