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トランプ氏「韓米合同演習を縮小」…金正恩カードでイラン戦からの脱出図るか

登録:2026-08-18 06:29 修正:2026-08-18 06:59
トランプ米大統領/UPI・聯合ニュース

 トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との「良好な関係」を強調し、韓米合同軍事演習を「大幅に縮小」するよう電撃的に指示するなど、融和策に乗り出した。米-イラン戦争が長期化する中、トランプ大統領が外交的な視線を北朝鮮に向けさせることで、新たな突破口を模索するものとみられている。

 トランプ大統領は16日(現地時間)、ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「北朝鮮の金正恩(委員長)と私の非常に良好な関係を考えると」、韓米合同演習は望ましくないとして、ヘグセス国防長官に対し、演習を「大幅に縮小」するよう指示したと明らかにした。韓米合同演習は費用がかかるだけでなく、自身の在任中に「威嚇的ではなく、(米国を)尊重する態度」を示してきた北朝鮮に対し、「不適切かつ敵対的なシグナル」を送ることになりかねないという主張だ。

 今回の指示は、最近相次いで発信された対北朝鮮メッセージの延長線上にある。トランプ大統領は前日、金委員長と過去に一緒に撮った写真を投稿し、「金正恩(委員長)と私はとても仲が良い」と述べたほか、6月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)でも、李在明(イ・ジェミョン)大統領に対し、北朝鮮問題に再び関心を寄せたいが、平壌(ピョンヤン)との対話をどう再開すればよいかわからずもどかしい、という趣旨の発言をしたという。トランプ大統領は2018年のシンガポールでの朝米首脳会談直後、韓米合同演習の中断を電撃的に発表したことがある。

 戦略国際問題研究所(CSIS)の韓国担当主席研究員であるビクター・チャ氏は13日、「イランのその後:トランプ・金正恩首脳会談再開のシナリオ」の中で、金委員長が従来の予想を覆す戦略を選択すれば、トランプ大統領との会談を進めるかもしれないと予想した。チャ氏は、北朝鮮が平和協定、敵対関係の終結、韓米合同軍事演習の中断などを議題として提示する可能性があると見通した。

 こうした動きは、出口を見出せない米国とイラン戦争とも絡み合っている。戦争が6カ月目に突入し、11月の中間選挙が迫っているが、トランプ大統領は戦況の拡大と妥協の間で明確な解決策を見出せずにいる。今回の韓米合同演習縮小の発表に際しても、李在明大統領にイランの非核化に向けた取り組みに参加する意向を尋ねたが「遠慮する」と言われたと主張した。フィナンシャル・タイムズ紙は、トランプ大統領がこれを韓米合同演習の縮小と「多少関係」がある事案として結びつけたとし、韓米関係の緊張がさらに高まる可能性があると指摘した。

 ただし、金委員長に対するトランプ大統領の「ラブコール」が実際に朝米交渉につながるかどうかは不透明だ。北朝鮮は最近も弾道ミサイルを相次いで発射し、韓米合同演習を「侵略戦争の演習」だと非難してきた。今回の措置が朝米外交再開のシグナルなのか、それともイランとの戦争の軍事的・政治的負担が朝鮮半島政策に波及した結果なのかは、北朝鮮の出方次第で浮かび上がってくるものとみられる。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1273203.html韓国語原文入力: 2026-08-17 20:11
訳H.J

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