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日本マスコミ 急変…消極的姿勢から脱皮、主要記事として報道

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/490013.html

原文入力:2011/08/01 23:00(896字)
チョン・ナムグ記者

極右産経新聞からNHKまで是非には触れず

韓国政府が新藤義孝議員など日本自民党議員3人の入国を許可せず帰国させるや日本マスコミはこの日、それまでの消極的な報道から抜け出し、これを主要記事として大きく報道した。

公営放送の<NHK>放送はこの日午前、自民党議員が韓国政府の入国禁止措置にもかかわらず、韓国行飛行機に搭乗したというニュースから、韓国政府が彼らの入国を実際に遮断したという便り、それに対し日本政府が遺憾を表明したという便りなどを時々刻々報道した。しかし<NHK>はこの懸案に対して是非には触れなかった。 先月15日、新藤議員らが鬱陵島(ウルルンド)を訪問すると明らかにした後、これと関連した<NHK>の報道はこの日が最も多かった。

<毎日新聞>はインターネット版記事で 「韓国政府がこれら議員の入国を拒否した」とし、独島(ドクト)を日本領土として境界表示した地図も掲載した。

<時事通信>は韓国政府が新藤議員らを入国させなかったことと関連して、「韓国の世論は入国禁止を当然と考えている」と韓国の雰囲気を伝えることもした。この通信は「韓国では新藤議員らの訪韓に対し‘日本の相次ぐ挑発’とし非難する声が圧倒的」としながら「入国拒否を当然視する雰囲気」と報道した。通信は続けて「日本に積極的な対応を要求する声が高まる可能性があり、8・15光復節に李明博大統領が今後の対応を挙論するという憶測も出てきている」と付け加えた。

今回の事案を最も積極的に報道してきた右翼代弁紙<産経新聞>は「日本の国会議員が韓国入国を拒否されたことは非常に異例的な事例」として、新藤議員らが 「納得できない」として韓国政府の措置に頷かす、日本政府が韓国政府に抗議したと報道した。

チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S