原文入力:2011-01-21午後08:41:46(888字)
KH-11, 高解像度カメラ装着
チョ・キウォン記者
←【バンデンバーグ米空軍基地(カリフォルニア州)=AP/ニューシス】20日午後1時10分頃(現地時間)、米国、カリフォルニアのバンデンバーグ米空軍基地から世界最大規模の‘デルタ4ヘビーロケット‘が発射された。このロケットは米国立偵察局(NRO)のための偵察衛星を搭載している。
米国が北韓内のミサイル偵察も可能と思われるスパイ衛星を積んだ巨大ロケットを20日発射した。
米国国家偵察局(NRO)のスパイ衛星KH-11を搭載した23階建て高さのデルタ4ロケット(写真)がこの日 カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射されたと<CNN>が報道した。デルタ4の推進力は200万ポンドに達し、これはアリゾナ州にあるフーバーダムの出力の33倍に相当する。米国家偵察局のスポークスマンは「敵が我々の(衛星の)能力がどれくらいなのか推測するようにしよう」としてスパイ衛星がどんな能力を持っているかに対する言及を避けた。 しかし専門家たちはこの衛星が数百マイル外からも人の拳大の物まで撮影できると見ていると<CNN>は伝えた。専門家たちはスパイ衛星がハリウッド映画に出てくるように新聞記事の題名を読む程ではないが、高解像度カメラを搭載したので地上物体の細部的な姿を見ることができると予想した。
衛星専門家のテッド モルクジャンは「この衛星は米国にとって途方もない価値を持つ。例えば米国が北韓が発射台にすえつけた新ミサイルの能力がどの程度かを測定するのに利用できる」と話した。モルクジャンは今回発射されたスパイ衛星はすでに軌道にあった既存のKH-11 3機の内 2001年に発射されたものを代替すると見られると付け加えた。
チョ・キウォン記者 garden@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/america/460033.html 訳J.S