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日本 ハヤブサ号、世界初の小惑星 微粒子 持ってきた

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/449023.html

原文入力:2010-11-16午後08:23:00(798字)
JAXA "採取カプセル内の容物質 確認"

チョン・ナムグ記者

去る6月に地球に帰還した日本の小惑星探査船ハヤブサの岩石採取カプセル内に入っていた1500ヶ余りの微粒子は小惑星‘イトカワ’のものと確認されたと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が16日発表した。
この微粒子は人類が月以外の天体から初めて持ってきた物質で、太陽系と地球の起源を解明するのに大きい助けを与えると期待されている。

日本宇宙航空研究開発機構は「ハヤブサが持ち帰った微粒子はカンラン石や輝石などの微粒子で、ここに含まれた鉄とマグネシウムの比率を調査した結果、地球の岩石とは明確に異なり隕石と似ていた」とし「専門家たちがこの成分データを望遠鏡で観測した糸川のデータと合わせて分析した結果、イトカワのものと判明した」と明らかにした。

‘宇宙の化石’と呼ばれる小惑星には太陽系が誕生した約46億年前当時の物質が残っていると思われている。宇宙航空研究開発機構はハヤブサがカプセルに入れてきた小惑星微粒子は地球に飛んでくる隕石とは異なり大気圏に突入する時の熱や空気と接触しておらず本来の状態をそのまま維持しているとし、この微粒子が太陽系と地球の起源および形成過程を解明するのに多いに役立つと説明した。

去る2003年に発射したハヤブサは2005年小惑星イトカワに着陸した時、この微粒子を採取したと見なされている。ハヤブサは色々な故障に勝ち抜き予定より3年ほど遅れた去る6月に岩石採取カプセルを地球に持ってきた。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S