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"アフガン戦 機密文書 返還しろ" 米、wikileaksに高強度圧迫

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/433953.html

原文入力:2010-08-06午後08:31:54(1078字)
拒絶すれば法的対応の可能性 表わす

チョ・イルジュン記者

米国政府と内部告発ウェブサイト ウィキリークス(wikileaks.org)の葛藤が尖鋭になっている。米国防総省は5日、ウィキリークスにアフガニスタン戦争関連のすべての機密資料を差し出せと要求してきた。未公開資料の暴露中止を要求し、国防部の要求に応じない場合は法的対応の可能性まで表わした。

ジェフ・モレル米国防総省スポークスマンはこの日 「ウィキリークスが大量の文書を公開し米軍と同盟国、アフガン協力者の安全を危険に陥れた」とし「ウィキリークスはすべての資料を返還しウェブサイトに掲示された資料を削除しコンピュータに保管されたすべての資料を永久廃棄しろ」と促した。「追加暴露は被害をより一層悪化させるだけ」としつつ「ウィキリークスは‘正しい行動’をしなさい」という忠告も付け加えた。

最近アフガン戦関連機密情報7万7000件余りを暴露したウィキリークス側は「モレル スポークスマンの発言はとても不快だ」と応酬した後、自分たちに対する大衆的寄付を訴えて出た。ツイッターメッセージを通じ 「国防部の要求は公式的な威嚇」という立場も明らかにした。ウィキリークスはさらに暗号解読キーなしでは内容が見られない大容量暗号化ファイルをウェブサイトに上げ、追加的な機密公開準備を終えたのではないかとの観測も出ている。ウィキリークスは1万5千件余りの未公開資料を持っていると知られるが、米国防総省はそれら資料のウェブサイト公開を防ぐ権限がない。

米国防総省は専門家80人を動員し、ウィキリークスが暴露した文書をいちいち分析している。モレル スポークスマンは「ウィキリークスに対する法的対応は連邦捜査局(FBI)と法務部が決めること」としながらも、「ウィキリークスには政府官僚らの不法を教唆した責任がある」と警告した。

先立って米国ニュースウェブサイト<デイリービースト>は去る3日「ウィキリークス側が米国防総省に追加資料公開がアフガン戦関連者らにとって威嚇にならないよう編集するための共同検討を提案した」と報道したが、米国防総省はそのような提案を受けたことはないと否認した。

チョ・イルジュン記者 iljun@hani.co.kr

原文: 訳J.S