原文入力:2010-04-04午後08:45:33(878字)
10選など重鎮議員相次ぎ脱党
歯科連盟など支持団体 背を向け
チョン・ナムグ記者
日本の自民党が溶けている。来る7月、選挙で民主党に参議院まで過半議席を渡すことを何とか防がねばならない状態だが、利益団体たちが背を向け、重鎮議員たちの離党も加速化するなど内外から崩れている姿だ。
谷垣禎一総裁の党運営を批判し、党職改編を要求してきた自民党の重鎮 与謝野馨議員(衆議院 10選・前財務相)は3日に脱党した。園田博之前官房副長官もまもなく脱党する。これらは無所属の平沼赳夫議員(前 経済産業相)等と共に8日頃に新党を創党する予定だ。
自民党では昨年12月田村耕太郎参議院議員が脱党し民主党に移った。今年に入ってからも、1月に長谷川大紋参議院議員、3月に鳩山邦夫前総務相が脱党した。自民党議員の中で国民の間に最も人気が高い舛添要一議員は谷垣禎一総裁側と相変らず対立中だ。
党外側の友軍も継続して背を向けている。長年、自民党と連立政府を維持してきた公明党では神崎武法代表など連立政府をリードしてきた人々が最近政界を引退した。
比例代表候補推薦を条件に自民党を支持してきた利益団体も手を切っている。農協グループの政治団体である全国農政連,農民と建設・設計士業者の全国組織である土地改良政治連盟などは、今回の参議院選挙では自民党比例代表候補を推薦しないことにした。歯科医師連盟などは民主党に比例代表候補を推薦することにした。
民主党支持率が急落する中でも自民党支持率は20%以下で相変らず低迷している。谷川秀善自民党参議院幹事長は「自民党政権を取り戻そうとすれば、10年はかかる」として「与謝野議員の脱党は自民党‘溶解現象’の始まりだ。脱党は止まらないだろう」と予想した。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S