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クウェート初の女性議員 ‘4人衆’ 誕生

原文入力:2009-05-17午後08:41:45
チョ・キウォン記者

←クウェート史上初の女性議員の1人となったローラ タシティが16日チャブリヤの投票所前で支持者らの歓呼を受けている。 チャブリヤ/ロイター連合

イスラム国家のクウェートで初めて女性議員が誕生した。
クウェート初の女性長官出身マスマ アル ムバラク,大学教授のアシル アル アワディ,女性人権活動家ローラ タシティ,大学教授のサルワ アル チャサルなど4人が16日行われた総選挙で当選したと<BBC>等外信が17日報道した。

クウェートは1963年に議会を開設したが2005年までは女性に参政権を与えなかった。クウェート議会の議席数は50ヶで計210人の候補が争った。女性候補者は16人が立候補した。クウェートの女性候補らは2006年と2008年総選挙時も挑戦状を出したが全て落選した。今回当選したアル アワジは「クウェート女性とクウェート民主主義の勝利」と<AFP>通信に話した。

今回の選挙は最近3年間で3回目に行われた総選挙だ。議会と政府間の葛藤で内閣総辞職と政府の議会解散が反復されたためだ。アル サバ クウェート国王は昨年12月にも議会を解散した。アル サバ一族はクウェートで支配的な位置を占めており、総理と内務・外相がアル サバ一族の出身だ。今回の選挙過程でアル サバ一族を攻撃した候補数名が逮捕されたりもしたと<BBC>は伝えた。

最近の継続している政治的混乱が女性議員の当選を助けた。女性候補者を支持したというイブラヒム アル アタールは「男たちをこれ以上信頼できない」と話したと<AP>通信は伝えた。

チョ・キウォン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/355370.html 訳J.S