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原文入力:2012/09/26 22:02(689字)

来年総選勝利の時は北東アジア緊張高まり

次期総選で第一党の座を取り戻す可能性が高いと目されている日本自民党の新総裁に、安倍晋三元首相(58)が当選した。極右派性向の安倍は、早ければ来年初頭に行われる総選挙を勝利に導き、首相に再登板する場合、韓日、中日関係はより刺々しくなると予想される。

日本自民党は27日午後、東京党本部で臨時全党大会を開き、任期が終了した谷垣禎一総裁の後任に安倍を選出した。新総裁は３年間、党を率いることになる。安倍元首相は第１回投票では石破茂前政調会長を下回ったが、過半数得票者がおらず、国会議員のみの投票で行われた決選投票で当選した。

安倍が党総裁になることにより、自民党の保守色はより濃くなるように思われる。安倍は首相在任中「慰安婦は作り話」と主張して韓国の強い反発を買った。今 回の総裁選挙期間には「(慰安婦強制連行を認めて謝罪した)『河野談話』を修正しなければならない」と主張し、「総理在任中に靖国に参拜することができな かったことを通恨している」と述べた。彼は領土主権を守るため「海兵隊を創設しなければならない」と主張するなど、領土問題でもタカ派に挙げられる。次期 衆院選挙では極右派である橋下徹大阪市長と連帯する意向を表明した。

安倍は2006年９月、戦後最年少で総理に就任したが、翌年７月29日、参院選挙で野党に惨敗し、同日アメリカ下院が日本軍慰安婦非難決意をするなど窮地に追い込まれると、就任１年になる日、突如辞任した事がある。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳 M.S