本文に移動

日本製品 通関遅延 に続き 不買運動 本格化

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/552673.html

原文入力:2012/09/20 20:24(951字)

中国、日本に国交正常化記念式予定通り開催を通知

 中国政府が強力な取り締まりに乗り出し18日に絶頂に達した中国の反日デモが19日から急速に沈静化し、中・日両国間公式行事も再開される兆しを見せている。 しかし中国政府が尖閣列島(中国名 釣魚島)海域に海洋監視船および漁業監視船の派遣をさらに増やし、この海域の緊張は長期化しつつある。 中国では民間次元の日本製品不買運動も本格化している。

 <NHK>放送は18日中国の100ヶ所余りで開かれた反日デモが19日には5ヶ所だけで開かれたと20日報道した。 取り消しの可能性が提起された中・日国交正常化40周年記念式は予定通り開催されるものと見られる。 <共同通信>は中国政府が当初計画どおり27日に行事を行うと日本に通知したと伝えた。

 しかし中国は尖閣列島海域に漁業監視船と海洋監視船の派遣を一層強めている。 日本側接続水域に進入した中国政府船舶の数は19日までに計16隻に増えた。 <朝日新聞>は中国農業省漁政局の高位関係者を引用して「中国政府が監視船を尖閣列島周辺に増強しており常時巡回査察する方針を定めた」とこの日報道した。 山田吉彦 東海大学教授(海洋政策)は 「東中国海での中国とフィリピンの対立は2ヶ月間続いた」として「中国が2~3年にかけて少しずつ尖閣列島、日本海域に進出してくる可能性がある」と見通した。 海上保安庁巡視船のほとんど半分をこの海域に出動させた日本は事態が長期化する兆しを見せ困惑している。

 通関遅延など中国の経済報復の動きは民間次元の日本製品不買運動にも広がっている。 <中国企業報>は中国企業連合会などの経済団体が19日まで日本製品を買わない愛国行動を訴える共同声明を発表したと伝えた。 中国のポータルサイト<Sina.com>が19日に実施したインターネット調査では‘今後日本製品を買わない’と答えた人が88.7%に達した。 東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S