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"ロシア核潜水艦、火災時 核兵器が搭載されていた"

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/519289.html

原文入力:2012/02/15 21:53(942字)

ロシア週刊誌‘昨年12月の事故時、装着可能性’提起

 昨年12月末、ロシアで火災がおきた核潜水艦イェカテリンブルクの中には本当に‘核兵器’がなかったのであろうか? 事件発生一ヶ月半月余ぶりに当時の緊迫した‘核災難’可能性を巡る論議が大きくなっている。

 <ロイター>通信など外信は14日、当時核潜水艦の中にはそれぞれ4個の核弾頭が装着された大陸間弾道ミサイル‘16 R-29’複数個など核兵器が搭載されていたと報道した。 ロシアの有力時事週刊誌<コメルサントblast>を引用したこの報道によれば、匿名のロシア海軍関係者たちは当時の火災でロシアが‘核災難’直前まで行っていたと証言した。

 これは修理中だったイェカテリンブルク号が核兵器を積んでいない状態であり、原子炉も稼動中断状態だったとして放射能流出危険はなかったというロシア政府の発表に真っ向から反する主張だ。ロシアは昨年12月29日、ロシア北部の港町ムルマンスク付近のロスルリャコボ村にある国防部傘下の船舶修理工場で修理を受けたイェカテリンブルク号で火災が発生したが、7人の乗務員が一酸化炭素中毒で病院に入院するだけで事故が収拾されたとだけ明らかにした。

 だが<コメルサントblast>はロシア北大艦隊が荷役に所要する時間と手続きを減らしてイェカテリンブルク号をはやく業務に復帰させるためにミサイルと魚雷を積んだままだったと明らかにした。

 また、火災で潜水艦の温度が急上昇している状況で、水圧装置まで正常に作動しなかったため、船員は爆発を防ぐために船首にあった重魚雷を手で除去していたことが分かった。該当魚雷にはそれぞれ300kgの爆発物が含まれていたし、魚雷が爆発したとすれば二つの原子炉まで一緒に爆発しかねない危機状況だった。 <コメルサントblast>は「ロシアがチェルノブイリ以後、最も大きな核惨事を避けた」と伝えた。 チョン・ジョンユン記者

原文: 訳J.S