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“福島第2原子力発電所も大災害になるところだった”

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/518336.html

原文入力:2012/02/09 20:28(609字)

大地震の時、電源1回線で回復

“福島第1原子力発電所と紙一重の差でした。”昨年3・11日本大地震で一時原子炉3基が冷却機能を失い‘原子力非常事態’が発令された福島第2原発の状況について、増田尚宏(53)所長は8日このように回顧した。 当時、津波は福島第1原発に13mほどの高さで、第2原発には9mほどの高さで襲った。 第2原子力発電所も海水を吸い上げるポンプが浸水で故障し、原子炉4基中3基が冷却不能事態に陥った。

 幸いにも第2原子力発電所では外部電源が1回線生き残っていた。100人余りの職員が12日未明から夜を徹して二日間で重さ1トンの200mケーブルを9kmほど延ばして繋ぎこみ、電力を引いてくることができた。 また、冷却ポンプの部品を交替して機能をよみがえらせた。 これを通じて第2原子力発電所は冷却機能を回復できた。 第2原子力発電所は事故四日後の3月15日、原子炉内の温度が100℃ 以下に下がる冷温停止状態に到達した。

 東京電力は大地震以後、8日になって初めて福島第2原発現場を日本言論に公開した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S